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ハーネス義務化に対応したスカイプレーヤー
ネット担当コトです。以前、企画担当のRが記事にしていましたが(「新作がずらりと並んでいます!」)、2019秋冬の新作が続々とお目見えしています。その中でも異色なのがこちら。フルハーネス装着時の収納機能を重視し開発されたBMCオリジナル フルハーネス専用ライン「スカイプレーヤー」シリーズです。 (意匠登録商品)高所で作業する時のフルハーネスは、安全のためにもちろん必要。でも、普通の作業着だとポケットに入れた物が取り出せない、そもそも着用するとポケットが使えない、など何かと不便。カッコいいフルハーネスは売っているけど『それに見合う作業着がない』という切なるご意見から、BMCが半年以上かけて真面目に開発しました!このスカイプレイヤーと名付けられたワークウェアの優れた点は、ハーネスを着用していても機能的なポケットを便利に使えること。素材は丈夫なコーデュラ生地を使用しました。ナイロンの7倍もの強度を持つ、インビスタ社の登録商標である耐久性に優れた高機能素材です。ふんだんにこだわりを入れた自社企画のオリジナルデザイン。そして、大きな特徴がコチラの収納!!カラーは、アメリカのワークブランドが採用するおしゃれな3カラー。現場でのワークライフを快適にするスカイプレイヤーシリーズ。 収納的にも機能的にもファッション的にも満足がいく、ワンランク上のワークウェアをぜひお試しください!!【スカイプレイヤー商品詳細とご注文のご案内】◆楽天市場店は>>コチラ◆yahooショッピング店は>>コチラ◆amazon店は>>コチラ
【満員電車対応3Dボディバック】 発送開始しました!!
企画担当Cです。クラウドファンディングで皆様にご支援を頂いた【満員電車対応3Dボディバック】を本日発送開始しました!!*最終、285人もの方に支援して頂いたボディバック。ご支援頂いた皆様、本当にありがとうございました!!そして、大変お待たせ致しました!!今週~来週にかけて順次発送していきます。大容量で便利なボディバッグは、秋冬のコーディネートにもバッチリはまります!(^^)!女性が持ってもかわいい(^^♪到着を楽しみにしていてくださいね!!
【 激白!ゼロからのアパレルブランドとお金の話 】#1
お久しブリーフ。帰ってきました・・・BMC JOURNALにっ!一年振りかな?今日からBMC JOURNALに復帰致します!!!!BMC JOURNAL で、アパレルブランドとお金の話を書いてみようかなと思います。興味ある人いる?BLUE MONSTER CLOTHING の立ち上げから現在までの軌跡をベースに生々しくアパレルブランドとお金の話を連載してみようかな〜って思っています。アパレルブランドやるなら、こういう考えで始めた方がいいよ!っていう内容・・・書けるかな(汗)これから明かす内容を読んでもらって、アパレルブランドやろう!って人が減ったらラッキーだな〜だって競争が減るからさっ(笑)まぁ、前置きはここくらいにして・・・書籍化できるくらい真面目に連載してみようと思いますっ。では・・・はじまります。【 激白!ゼロからのアパレルブランドとお金の話 】#1時は、2016年7月。6平米のレンタルオフィスで「オギャー」と産声を上げたジーンズブランド。・・・その後ワーカジ(ワーキングカジュアル)ブランドへと変遷し、4年未満で全国400店舗にて取り扱われるブランドへ 成長を始めている・・・そのブランドはBLUE MONSTER CLOTHING (ブルー モンスター クロージング )俺の分身です(笑)正直・・・自分でも熱苦しいくらい情熱を注いでますっ!開発は妥協しない!自分の理想を追っています!!!ってくらい熱いです(笑)でもね・・・・この熱さでは、飯は食えないわけなんですよ・・・現実はね。ってことで、アパレルブランドブランドとお金の話をする為には、時間を半年以上前に戻します・・・ブランドコンセプトの前に金勘定2016年に年が変わった頃に、BLUE MONSTER CLOTHINGが製品化へ向けて具体的に動き始めます。でも、その数ヶ月前からBLUE MONSTER CLOTHING・・・BMCの構想が俺の頭の中でグルグルと回り始めます。コンセプトの前に絶対に!絶対に!やらないといけない事があります・・・それはね・・・ブランドのコンセプトよりも大切な、ブランドを継続する為に必要なお金の計算ですっ!金勘定の下準備これね。こういう言い方は大変申し訳ないんですが。自ら立ち上げたアパレルブランドで食っていくっていう方以外は、読み進めないで下さいね(笑)経費を第一に考えるコンセプト考えたり。服作りの事考えたり。っていう夢いっぱいの妄想いっぱいなのは、正直、二の次、三の次です。まずは、商売として自らのアパレルブランドが成り立つ事のみを考えないといけませんよね。だって、このブランドで食えなかったら・・・死亡ですからね(苦笑)販路も価格も、コンセプトも、製造も・・・・・全ては逆算から成立させないとブランドの継続は絶対にないですよ。じゃ、何を考えるのか?それは、アパレルブランドで食っていく為の経費をより具体的に試算していくんですっ!具体的に経費を洗い出してみる考え抜いて下さい。ブランド運営にかかる様々な経費を・・・・・・これできないと絶対に継続できないですよっ!お金持ち以外はね!ちなみに俺は50万円握り締めて起業しました(笑)フル借金でアパレルブランドを始めてみたという・・・クレージーなおじさんです( ̄▽ ̄)さてさて、経費考えてみた?俺が考える会社としてブランドをやる為の経費は、ザッとこんなもんです。(月額経費)・・・初期費用は除く:PC、プリンター、机、椅子、名刺、商標登録費など*給料(会社の社会保険負担分+定期代込み):月40万円*家賃:8万円*水道光熱費:1万円*携帯料金:1万円*Wi-Fi料金(置くだけでWi-Fi):6千円*メールドメイン料金:1千円*サーバー料金:2千円*ホームページ料金(簡易的なホームページ)::2千円*クラウド関係(経理、フォルダー、Office、Adobe、パターンなど):3万5千円*営業交通費:2万円*消耗品費:1万円*事務費用:1万円*予備費:5万円→合計月額費用:63万6千円おおおおぉぉぉぉぉぉ・・・・・・商売しようとすると、意外とかかります(汗)初期費用は入れてないですからね・・・・給料40万円って、会社負担の社会保障や定期代金も込みですからね・・・純給与って、かなり少ないですよ(もち手取りも)。実家でアパレルブランドを立ち上げるなら、家賃やら何やらは必要ないですね。でも、会社としてアパレルブランドを公のものとして始めるんだったら、普通は事務所借りて全て自分でやりますよね。ちなみに予備費5万円は、営業交通費にも使ったり、サンプル開発に使ったり、万が一の時の為のお金ですので、必要ない人は考えなくていいかもですね。必要経費 = 粗利 という最低ラインを把握して逆算するアパレルブランドを維持する為に、必要な月額経費は63万6千円という試算が出ました。この経費額が多いか多くないかは、人それぞれですっ!まずは、自分が想定する維持する為の経費を考えてみて下さい。自らのブランドで、63万6千円という金額を粗利(売上総利益)として稼がなくては、維持できません。要は、この63万6千円が粗利の最低ラインです。じゃ、どうやって、この月額経費をまかなえるようにブランドを作っていくか?この月額経費から逆算で、ブランドの単価や流通、プロモーションを考えていくんです!!!!続きは、#2 で(笑)ねっ。もう嫌になってくるでしょ・・・・アパレルブランドを立ち上げて維持するって・・・・・(涙)
若者はジーンズ離れしているのか?
ネット担当コトです。 近所のジーンズ屋のおやじさんが、なにやら取材を受けたということで検索してみた。 おー、出ている。 お題は「若者のジーンズ離れの理由は? 売り上げが20年前の半分まで低迷する店も」とある。この低迷している店として出ているということか・・ 先日の深地さんのジャーナルもスーツ問題として書かれていました。 https://www.bmc-tokyo.com/blogs/journal/journal-83 そもそも日本では、全般的に洋服にかける金額が少なくなっている傾向があります。 出典:総務省参照:1世帯(2人以上世帯)あたりの洋服にかける年平均のお金(AERA) おやじさん曰く、「一番買いに来るのはジーンズブームを経験している70歳前後の男性。一番買いに来ないのは、30代より下の学生を中心とした層でしょうか。」 え、マジっすか。若い子はジーンズ穿かないんだ。 「業界はいま、高いものと安いものの両極化と言われていて、中途半端な価格帯のものが以前ほど売れなくなった。業界の地図を変えたのはユニクロさんでしょう」とある。 確かにユニクロが出てきたときは衝撃だった。セーターがとにかく安いと感じて、初回は爆買いしたのを覚えている。 そのあと、もっと安いGUなんかが出てきた。これも衝撃だった。 参照:ジーンズの売れ行きの変化(AERA) だが、昨今の流れで「カジュアル・フライデー」が進んだ「脱スーツ・デー」にジーンズが許される時代。 ジーンズ屋のおじさん曰く「僕らの世代ってジーンズ好きがたくさんいる。興味を持ち始める年頃の子どもたちにジーンズのうんちくや格好良さを教えてあげれば、ちょっとしたブームの可能性だってあると思います」と。 BMCジャーナルも、次世代のジーンズ業界を担う子供たちに役立つといいなぁ。 参照:若者のジーンズ離れの理由は? 売り上げが20年前の半分まで低迷する店もAERA
何故、今「ビジカジ」なのか?
ファッション業界でよく上がってくるお話の中に、「スーツの需要問題」があります。これは図を見てもらった方が早いでしょうか。25年間で「7割減!?」紳士服業界の市場規模、しかし大手4社の業績が堅調である謎?グラフを見れば一目瞭然なのですが、スーツ需要は1990年代前半から、右肩下がりで落ちています。電車に乗っていても、これだけスーツ姿の会社員を目にするのに不思議なものですね。ファッション業界にいると、そもそもスーツを着る人の方が少ないでしょうから、無頓着になりがちです。では何故、このような事態になっているのでしょうか?①団塊世代の定年退職まず挙げられるのはスーツを最も消費していたと思われる世代の引退。特に団塊の世代と言われる人たちの数が多く、ここも影響していると推測されます。団塊の世代とは、1947年~1949年に生まれた世代のことを指しますが、上記のグラフを見てみますと、その世代が引退するであろう(2007年くらい。雇用を延長しても10年で2017年が最長。)時期より少し前から、急激に下降しております。65歳以上の人口は平成29年の時点で27.7%であり、スーツを着用していた人たちの多くが、引退して着用しなくなった事がここからもわかります。②スーツスタイルがカジュアル化している?もう一点、よく挙げられる議論としてはクールビズに端を発した「スーツのカジュアル化」でしょうか。これでまずはネクタイの需要が減少しています。【ネクタイ製造業】業界動向/マーケティング情報国が推進したという事もあり、メガバンクなどでも取り入れられたのは影響として大きかったんではないでしょうか。また、2011年の東日本大震災がそれに拍車をかけました。それ以前から、環境省は冷暖房の設定温度を推奨したりしていましたが、これにより、夏は暑く、冬は寒い状態に。クールビズ、ウォームビズでカジュアル化が進んだと思われます。需要低下に伴う事業の多角化こういった事態に伴い、スーツ事業をメインにしていた各社は事業の多角化を推進。カジュアルブランドを取り扱ったり、スーツのオーダー事業をスタートしたりしています。が、カジュアルブランドの運営はあまりにも畑違いだからなのか、うまくいっている事例を見かけません。【参考事例】はるやまHDが子会社テット・オムを売却青山商事が「アメリカンイーグル」事業から撤退へまた、スーツのオーダー事業は伸びている!という風に言われていますが、低価格でパターンオーダーのスーツが作れるようになった事で既存のスーツを着る層が勝っているだけにすぎませんので、新たに需要を創出したとは言えず、また金額的にもスーツ市場の落ち込みをカバーするほどの大きさもありません。スーツも「ワーク」用の衣料品こういった市場環境の中、BMCがビジネスカジュアル、所謂「ビジカジ」に参入しているのは、スーツとカジュアルの境目が無くなってきたという事実と、スーツにも機能性が求められ出しているという空気、そしてスーツも「ワーク」用の衣料品であるという事に他なりません。世界初?スーツ型作業着「ワークウェアスーツ」発売こういった事例はわかりやすいですね。BMCでも先シーズン、クラウドファンディングでビジカジアイテムを投入。見事、サクセスし、その後人気アイテムとなっています。拝啓 ビジネスマン 空気の力で『涼しい』を体感する【空冷式スーツ】はじめました!機能性が高く、低価格。セットアップだからコーディネートも簡単で、ビジネスマンでも普段着でも着用できる点も人気の理由です。たった数十年の経緯を見ても、時代の変化によって着用する衣料品は日々変化しています。働き方改革、リモートワーク、副業OKなど、私たちを取り巻く労働環境が日々変化する中、BMCが「ワーク」という要素を上手く捉え、新しい提案をしてくれる事に今後も注目していきたいですね。ライター:深地雅也株式会社StylePicks CEO。コンテンツマーケティングをメインに、ECサイト構築・運用・コンサルティング、ブランディング戦略立案、オウンドメディア構築、販促企画などをやってます。最近はODM・OEMメーカーのブランド設立支援、IT企業のアドバイザー、服飾専門学校講師、ライター業なども手がけてます。
とにもかくにも出荷作業vol.3
企画担当Cです。先週に引き続き、今週前半も出荷作業を行っています。先週作業後のすっきりした状態から、あらたに入荷してきた商品で、倉庫内はダンボールでパンパンになりました(;^ω^)終日、仕分けや出荷など身体をフルに動かし、商品があがってきた喜びを感じながら作業しています。まもなく、ブログでも新商品のご紹介をしていきますので、皆様楽しみに待っていてくださいね(^^♪継続品番のスイッチブレードの予約販売も、お早目にチェックを!
現場の作業着って「おしゃれ」になってませんか?
さて、最近、自宅の近所でいくつかの工事が行われています。で、見るとはなしに現場を見ていると、作業員の服装が10年くらい前に比べて随分と変わったなあと感じます。それこそ、BMCが企画しているような細身のパンツとそれと同じ生地を使用したセットアップのブルゾンを着ている人が多いのです。昔はもっと「作業着然」とした服装く、シルエットも野暮ったいものが多かったのですが、今は全般的にスタイリッシュになっています。現場作業員から見られる作業着の変化暗い話題の多いアパレル業界において、作業服店のワークマンが話題となっていますが、それは高機能・低価格な作業着がデザインもマシになったことで、カジュアルに利用しやすくなったからです。しかし、おしゃれな作業着はワークマンだけが販売しているのではありません。(そもそもワークマンもおしゃれかどうかは人によって判断が別れます。)時代の流れに応じてワーキングユニフォームメーカー各社がすでに企画・生産・販売しているのです。最大手メーカーの自重堂を始め、クロダルマ、ジーベックなどさまざまなワーキングユニフォームメーカーがカッコよくて高機能・低価格な商品を発売しています。もともと、ワーキングユニフォームという服は低価格・高機能が大前提でした。なぜなら、肉体労働時に着用するため、さまざまな機能性が求められました。丈夫であること、吸水速乾性があること、保温性があること、動きやすさがあること、などなどです。逆にこれらの機能性がなければ、作業員の肉体はモロにダメージを受けますから、機能性は必須なのです。さらに作業によって、必ず傷みますから買い替えが必要となります。オシャレ着ではなく、ましてや作業員は趣味で着ているわけでもありませんから、低価格であればあるほど喜ばれます。ですから、ワークマンに限らず、低価格・高機能な服がワーキングユニフォーム業界から登場するのは当然の結果だといえるのです。実はカジュアルと相性の良い「作業着」さらに作業服にはもう一つ特徴があり、それはカジュアルと極めて近しい関係にあるということです。そもそもカジュアル服というジャンル自体がスポーツ、ミリタリーなどさまざまな実用着を取り込みミックスして成り立っており、ワーキングもその重要な要素の一つとなっています。カジュアルウェアの王様ともいえるジーンズももともとは作業服として考案されたものです。ですから、現代のワーキングユニフォームがカジュアルに進出することは、その昔、ジーンズがカジュアルに取り入れられたことの再現といえるのかもしれません。そんな中で、カジュアルからワーキングへ進出しようとしているBMCというブランドの誕生も時代の要請だったのではないでしょうか。しかもBMCはもともとジーンズを基調としたブランドです。デニム生地で作られた作業服をルーツとするジーンズというアイテムを基調とするBMCがワーキングへも進出し、ワーキングとカジュアルの融合である「ワーカジ」を掲げるのは、奇策に見えて、実は正攻法だったといえそうです。また、BMCは今でこそ、ホームセンターや作業服店に商品を卸していますが、出自はファッションであり、ファッションブランドとしての企画力はワークウェアブランドの中でも群を抜いております。これは、代表の青野氏がエドウィンの企画チームでヒット商品を連発していたという実績があるからこそでしょう。だからこそ、他のワークウェアより高い値段で販売されていますが、差別化が可能となり売り上げに繋がっているのです。 そんなわけで、みなさんも工事現場の作業員の服装を一度よく観察してみてください。ライター:南 充浩(みなみ みつひろ)1970年生まれ。大学卒業後、量販店系衣料品販売チェーン店に入社、97年に繊維業界新聞記者となる。2003年退職後、Tシャツアパレルメーカーの広報、雑誌編集、大型展示会主催会社の営業、ファッション専門学校の広報を経て独立。現在、フリーランスの繊維業界ライター、広報アドバイザーなどを務める。 2010年秋から開始した「繊維業界ブログ」は現在、月間20万PVを集めるまでに読者数が増えた。2010年12月から産地生地販売会「テキスタイル・マルシェ」主催事務局。 日経ビジネスオンライン、東洋経済別冊、週刊エコノミスト、WWD、Senken-h(繊研新聞アッシュ)、モノ批評雑誌月刊monoqlo、などに寄稿 【オフィシヤルブログ( http://minamimitsuhiro.info/ )】
2019AW ビジュアル撮影
企画担当Cです。もうすぐ発売される2019AW新商品のビジュアル撮影がありました。BMCではお馴染みのモデルさん。いつも本当にカッコ良く商品を着こなしてくださいます。2019AW新商品投入はもうすぐです!!継続品番のスイッチブレードの予約販売も、サイズが揃っているうちにお早目にチェックを!
導入2ヵ月で誤出荷「ゼロ」へ。 委託倉庫との連携構築に成功。
在庫システム『ロジクラ』導入事例インタビュー 合同会社ブリッツワークス 代表 青野 睦 様 ジーンズ市場で注目されているメンズジーンズブランド 『BMC(BLUE MONSTER CLOTHING)』を展開。 品質と価格を軸に、日本製プレミアムファッション製品を新ブランド『fulmine artigiano(フルミネアルティジャーノ)』でジーンズを提供。 Q. 事業内容を教えてください。 BLITZ WORKSは、自社ブランドBLUE MONSTER CLOTHINGの展開だけでなく、ジーニング・カジュアルに特化した企画立案・MD・商品開発・生産管理などのトータル一元管理サービスをアパレルブランド・アパレルメーカーへ提供しています。 お客様のTOPSに合わせて製品を提供することで、日本一のジーンズメーカーになり、ジーンズを日本の国民服にしていきたい。最近ではクラウドファンディングで新しい挑戦をしています。 Q. 導入前には、どんな課題を抱えていたのでしょうか? 最も課題に感じていたのは「誤出荷」でした。 現在、当社では出荷業務を倉庫さんに依頼しています。導入前は、共有のExcelで在庫管理や出荷指示を出していました。販売しているジーンズやデニムは、外観は一緒でも「サイズ」「色」「形」などの違いで商品が全く異なり、それらを品番を基に目検品してピッキングしていたため、 商品間違いによる誤出荷がかなりありました。自分でもたまに間違えるので、委託倉庫のスタッフも間違えますよね!笑 また、誤出荷が多発していましたが、出荷履歴も残っていなかったので、何が原因なのかを特定することができませんでした。 さらに、誤出荷をすると返送用の配送料や再配送のリカバリーコストが発生します。加えて誤出荷が何度も続くとお客様の信頼を失います。お客様からご注文いただいた製品をきちんと納品できないということは、メーカーとして致命的な問題でした。Excelでの複雑な在庫管理によって、委託倉庫への出荷指示や納品書発行の作業に限界を感じていました。 取引先ごとにFAXで送られてくる注文情報から、Excelの在庫表を見ながら出荷指示書を1オーダーごとに作成するのですが、取引先ごとに予約管理もしていたため、Excelの在庫表は複雑でかなり時間がかかっていました。 多くて10枚の在庫表で管理していた時もありミスや在庫差異が出ていました。Q. 導入後の業務にはどのような効果がありましたか? バーコード検品の導入で誤出荷ゼロ 委託倉庫では出荷指示に従ってロジクラのスマホハンディのバーコード検品機能を使用して、出荷商品の識別を音で判別することで誤出荷を防ぐので、システムエラーがない限りは、ほぼ間違えることはありません。作業履歴をたどれるようになった ミスが起こった場合は、出荷指示にミスがないか注文情報とロジクラの作業履歴を見て確認できるようになりました。そのため安心して出荷作業をすることができるようになり、出荷効率が上がりました。また、フォロー納品を行う際に、どの商品が動いていて、どの商品が動いていないのか、可視化できるようになったのも経営判断における分析に活かせることもよかったです。今後は機能要望として、同一商品のSKUごとに可視化できるような機能がほしいです!笑作業の進捗が把握できるようになった 今までは委託倉庫に出荷指示を出してから出荷完了の連絡が来るまで、出荷状況が把握できなかったが、ロジクラ上で出荷状況のステータスを管理することができるので、倉庫での進捗状況がすぐに確認できるようになりました。いい意味で情報がオープンになったので、自分だけでなく社員全員が確認することで、安心して他の業務を行うことができています。出荷指示や納品書作業時間の削減 ロジクラの在庫引当機能を利用することで、お客様のオーダーごとに在庫の確保を行いつつ出荷指示を行っています。委託倉庫は作業開始前にその日の出荷指示をロジクラ上で確認して作業をすぐに開始することができるので、倉庫連携もかなりスムーズになりました。納品書作成もオーダーごとにすぐに発行できるので、事務作業の時間が2時間くらい削減できています。サンプル品の管理も可能 これは予想外の使い方だったのですが、サンプル品を貸出する際にもロジクラを利用して管理しています。サンプル品も在庫資産なので、どこに貸出をして、いつ戻ってくるのかを管理して、毎月しっかり棚卸しまで行って管理することができるようになりました。出荷確定作業が楽になった 日々出荷したものをECサイトに反映するのに紙ベースの出荷通知書だと最大2時間程かかることもありましたが、ロジクラ導入で出荷件数にかかわらず10分で可能になりました。Q. 導入の際に気をつけられたことを教えてください。 委託倉庫との信頼関係を維持していくために、もしミスしたときに自分の責任にできるような仕組みにするようにしました。ミスを倉庫の責任にしてしまうと、ミスを恐れて慎重な作業になり作業効率が悪くなるので納品が遅れます。そのためミスが発生しないような仕組みを一緒に構築して、安心して作業できるような環境を提供できるように気をつけました。在庫の引当機能やバーコード検品機能で、間違いを知らせてくれるので、安心して倉庫にも使って頂いています。実は誤出荷は1度だけあったのですが、倉庫の出荷ミスではなく、自分の出荷指示のミスによる誤出荷でした! この記事は2019年8月のインタビューの内容を元に原稿にしたものです。