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オンスって何?
ジーンズを選ぶ際に指標となる様々な数値があります。その中でも「オンス」という言葉をよく耳にすると思いますが、意味については中々知られてなかったりします。 Googleさんで検索するとこんな感じで表示されるので非常に明快(笑) オンスとは重さを指す言葉です。表記としてはozです。 なんか2ちゃんねるとかでよく見るorzとパッと見似てますが全く別物です。 ジーンズに使用される場合のオンスは、1平方ヤードあたりの生地の重さを表す時に使用されます。 1オンスというのは、1平方ヤードで約28.3グラムという意味なのです。 しかし例えば「あなたのデニムは10オンスです!」と言われたところで、 ジーンズの産地で働いていない一般の方々からしたらピンと来ません。 かく言う筆者ですらファッション業界に10数年おりますが、触っただけでオンスなどわかる訳もないです。 重さが何でジーズンを選ぶ指標になるのか? 「じゃ別にオンスってどうでもよくね?」 という事を言われてしまいそうですが、そんな事ありません。 ジーンズを穿いた時の感じ方は人それぞれですが、しっくりくる生地感、厚み、重さなどがあるのです。 様々なブランドのジーンズを穿いて、相対的に比較すると一目瞭然です。 「あれ、あのブランドの生地の方が肉厚で重厚感があって好きだな。」 とか、 「軽くて薄いから夏場にちょうど良い。」 とか、 オンスを知っていると好みや季節に応じて参考になる指標となります。 ジーズンズの重さの話 http://minamimitsuhiro.info/archives/37.html こちらはジーンズに非常に造詣が深いファッションライター南充浩氏の記事。 少し前の内容にはなりますが、こちらにも記載がありますように「柔らかさや軽さ」を求める場合は数字の小さいオンスを選び、保温性や重厚感を重視するなら数字の大きいオンスを選べばいいのです。 他のブランドのオンスはどうなっているのか? 参考までに、ブランドの製品がどのくらいの生地を使用しているのか見てみましょう。 ◯みんな大好き「ユニクロ」 レギュラーフィットジーンズhttp://www.uniqlo.com/jp/store/goods/182656 カイハラデニムを使用したユニクロの定番シルエットのジーンズ。 こちらで13,5オンスです。 ちなみにユニクロのスキニージーンズは12.7オンスです。 http://www.uniqlo.com/jp/store/goods/193066-09 やはり、製品特性上、同ブランドでもオンスはまちまちのようです。 ◯おらおら界最高峰ジーンズ「ディーゼル」から秋冬の新作ジーンズ https://www.diesel.co.jp/products/detail.php?product_id=2004993&brand=diesel&subcat=men&classcategory_id1=2015951&category_id=10003 こちらで12オンスです。 最近流行りのストレッチが効いたジョグジーンズなどは8オンスと非常に軽量。 ◯ジーンズ界 王道中の王道「リーバイス」 http://levi.jp/shop/mens/item/list/category_id/14 いや、商品一覧ですでにオンスが確認できるなんて流石です。。 ぱっと見は13~14オンスあたりが多い感じですね。 ジーンズはオールシーズン穿けるアイテムなのはもちろんですが、 オンスによって季節や用途に応じた着方もありますから、 着用シーンによって最適化しても良いかと思います! 今後は是非オンスにもご注目ください。
デニムのシルエットの種類 ①テーパードについて
服を着こなす際に、実は一番重要と言っていいポイントは「シルエット」でしょう。 どんなにかっこいい服でも、シルエットやサイズ感のバランスが悪ければ不恰好に見えてしまいます。 だからあらかじめ、自分が着る服のシルエットを把握する事はおしゃれを考える上で超重要なのです。 デニムにも様々なシルエットがあり、そのわずかなシルエットの差で、出来上がるスタイリングに大きな違いが生まれます。 つまりおしゃれへの第一歩は「シルエットを知る」事から始まるのです。 BMCでも数種類のシルエットを採用していますが、今回はその中でも定番の「ルーズテーパード」に注目したいと思います。 【テーパードとは?】 「テーパード=次第に細くなる」という意味で、パンツが裾に向かって細くなっていくシルエットのパンツです。 スリムやスキニーと違い太もも部分にややゆとりがあり、股上が深いのが特徴です。 上記がテーパードの特徴なのですが、BMCはただのテーパードではありません。 「ルーズテーパード」という名が現す通り、通常のテーパードより全体的にルーズめな仕上がりになっております。 ルーズなシルエットなのに野暮ったくならず、ヒップラインから裾にかけて美しいラインを描きます。 武骨な男らしさを醸し出すそのルーズシルエットは、BMCを象徴するアイテムの一つと言えるでしょう。 そんなイメージとは裏腹にふくらみのある国産デニム生地を使用している事で、穿き心地は柔らかく、安心感に包まれます。 コーディネートも幅を持たせやすく、アメカジスタイルからAラインシルエットまで、意外と着回しのきく一枚です。
ボタンフライかジッパーフライか
今回の記事は「社会の窓」問題についてです。 この言葉自体、ここ最近全く見なくなり、もはや「死語」というにふさわしい言葉として言い伝えられています。 (大嘘) 筆者の年代がばれてしまったところで本題です。 ジーンズの股上部分がボタンになった物とジップになった物をご覧になった事はあるでしょうか? ジーンズのフロントの股上部分がボタン仕様になった物を「ボタンフライ」と呼びます。 ジーンズが誕生したのはアメリカがゴールドラッシュに湧いた1870年ごろの事。 今から150年ほど前のお話になります。そしてその頃ってまだ、ジッパーが発明されてなかったのです。 だから、本来はこの「ボタンフライ」が主流であり、フロントがジッパーである「ジッパーフライ」は当時まだ日の目を見ていなかったのです。 更に言うとジッパーが誕生する前までは、どのパンツも全てボタンフライの仕様だったそうです。 ※フライ…パンツ類のファスナーやボタン部分が外から見えないように留めている部分を二重合わせにした部分を指す英語。 「いや、ジップの方が開閉が楽でしょ」 という方も多数いらっしゃる事でしょう。しかし過去、本来デニム生地とは洗うと縮みます。(最近のデニム生地は防縮加工が施されていますが。) 特に生デニムはより縮んでしまうので、フロントがジッパーだと生地だけ縮む事になります。 もちろん、現在は防縮加工された製品が出回っているものの、リジッドジーンズだとやはり少なからず縮んでしまいます。 ジーンズ好きの中には、結構な割合でオタク的に好きな人が多数いらっしゃいますが、多くはこの「ボタンフライ」を好んでいるようです。 ボタンフライに慣れていない方は最初は戸惑うでしょうけど、意外とすぐ慣れますので一度お試しあれ。
意外と知らないデニムのディティール 1:リベット
衣料品のディティールの名称って意外と一般的には知られてません。 しかしネックラインやカラーの形一つとっても、その名称は様々。 ディティールを知ってると販売員さんに希望を伝えたい時や、製品をお修理したい時に伝えやすいのでとっても便利です。デニムにはデニムならではのディティールや部品があるので、是非知っておいて欲しいです。 そこで今回ピックアップするのはこちら! そう、「リベット」です! 【リベットとは?】 頭部とねじ部のない胴部からなり、穴をあけた部材に差し込んで専用の工具でかしめることで反対側の端部を塑性変形させて接合させる部品。 ジーンズのポケットの端についてる金属製のあれですね。リベットという言葉は、本来「取り付ける」を意味するフランス語のrivet(ヴェートと読みます。)からきているようです。 ジーンズは過去、ワークパンツだった事は有名なお話ですが、そこで一番重要になるのが耐久性。過去のジーンズは糸で縫い合わせただけだったようですが、それではポケットのように生地が重なった部分にどうしても負荷がかかってしまいます。そこを補強すべくリベットが誕生したのだと言われています。 こうすることで、ポケットに手を出し入れしても、ものを入れたりしても、縫い目が切れないで済むようになったという訳です。 そんなリベットも、今の時代ではデザイン性に富んだものが多く、おしゃれなリベットによって製品がユーザーに与える印象も全く異なってきます。 BMCでもリベットのデザイン性にこだわっており、 ファンには嬉しい、ブランド名が刻印されたものや、 ゴールドのスターが型どられたアイコニックなデザインのものまでございます。 リベット一つでここまで印象が変わってくるのも、ジーンズの面白いところです。 デザイン性にこだわりのある方は、リベットで差をつけるのも面白いかもしれません。
ジーンズの洗う頻度と洗い方について
ジーンズを穿いていて永遠のテーマがこれ。洗う頻度に関しては人によってまちまちですし、色落ちなど好みの問題まで出てきます。一派的には2週間に一回くらいは洗った方がいいと言われていますが、アンケート調査によりますと、、ジーンズの洗濯頻度は?「毎回洗う」人はわずか13%!「色落ちが嫌」「洗うと縮む」(マイナビニュース)https://gakumado.mynavi.jp/freshers/articles/12563■ジーンズを洗う頻度は?・週1回 98人(19.6%) ・月に1回 94人(18.8%) ・使用後必ず 66人(13.2%) ・2週に1回 64人(13.0%) ・3ヵ月に1回 46人(9.2%) ・半年に1回 41人(8.0%) ・その他 40人(8.0%) ・洗わない 34人(6.8%) ・一年に1回 17人(3.4%)上記のような結果に。意外と頻繁に洗う人の方が多いようです。洗わないと生地の劣化の原因にもなりやすく、何と言っても匂いが一番気になるところ。という事で、異臭を放つ前にしっかりと洗いましょう(笑)洗い方ってどうするの?では具体的にどう洗うかなんですが、まず下記の物を用意。【用意するもの】 ◯洗濯用ネット ◯ジーンズ専用洗剤 ◯ピンチハンガー準備ができましたら、実際に洗っていきましょう!・他の衣料品と一緒にしないそのまま洗濯機に…、なんて洗い方をしていませんか?インディゴのジーンズは色移りしやすい為に、他の衣料品と一緒に洗ってしまうと青く染まっちゃいます。ですので、洗う際は単独で洗濯機に入れてください。・裏返してネットに入れる 裏返す事で色落ちを防ぐ事にもなります。ネットに入れるとより効果的です。意外と単純なポイントに気をつけるだけで効果があるものです。・洗剤はジーンズ専用を使う 使ってみたらすぐわかるのですが、専用の洗剤を使う事でムラのある色落ちを抑える効果があります。今まで洗う事にためらっていたのが嘘のように、ジーンズの洗濯に前向きになります!・直射日光は避けよう 日にあてると色褪せの原因になるので、できれば室内で干しましょう。ベランダに影があるなら外で干すものいいかと思いますが。ピンチハンガーで筒状に吊るして素早く乾燥させましょう。ひと昔前は生デニムを育てて、自分の好みの色落ちに仕上げるというケースもよく見られました。が、最近では加工した製品の方が市場に多く出回っていて、洗い方にこだわる人も少なくなってきたように思います。上記の事に気をつけながら、皆様にとって快適なジーンズライフを送りましょう!
ストレッチって何?
「あのジーンズはストレッチがきいて穿きこごちが良い」 そんな言葉を聞いた事はありませんか? 一般的にストレッチと聞くと体の柔軟性を高める運動を想起しそうですが、 ストレッチは日本語で「引き延ばす。引っ張る」の意味。 衣料品の場合は、縦横に伸びる生地のことを指します。 伸縮性に富んでいて、動きやすく機能性が高い=ストレッチがきいた服 という感じですね。 ジーンズでもストレッチがきいている物がたくさんあるのはご存知だと思いますが、ポリウレタンという素材が含まれているからです。お洋服の裏側に「綿95% ポリウレタン5%」など書かれたタグを見たことがあるかと思います。 このポリウレタンにはゴムのような伸縮性があり、それがストレッチを実現している訳なのです。 なので、ストレッチがきいたジーンズが欲しい方は製品タグを見たり、 生地を縦横に引っ張ってみてもらうとわかりやすいです。 「スウェットに近い風合い!」なジーンズは大きく分けて2種類 ここ数年、ジーンズ関連の製品ではストレッチのきいたアイテムが多数、市場に出回っていますがその中でもディーゼルから発売されて有名になった「ジョグジーンズ」が代表的でしょう。 通常のジーンズよりも伸縮性や弾性回復性に優れた生地を使用していますが、あくまでも織物なので型崩れしにくく、構築的なシルエットを作る事が可能なのです。 反対にスウェット生地(編み物)をジーンズ風に見せた製品も存在します。 大きくはこの二つがストレッチジーンズとしては有名です。 編み物の方は最近ではほとんど見なくなりましたが、ジーンズ好きからするとヒゲ加工が表現しにくく、製品として欠陥があった事が理由としてあるようです。 現在、ディーゼルをはじめその他ブランドのジーンズ製品を見回してもほとんどが織物で、編み物のジーンズ風スウェット生地はやはり見られなくなっています。 本当にストレッチがしっかりきいたジーンズを穿くと、そのはき心地の良さについつい同じ物をリピートしたくなるほど感動してしまいます。 しかし調子にのって無茶な穿き方をしていると筆者のように股が裂けたりしますのでご用心ください。。