Journal
ロイヤルホームセンター足立鹿浜店に行ってきました!
企画担当Cです。先日、BMCお取り扱い店舗「ロイヤルホームセンター足立鹿浜店」へ行ってきました。2018年4月オープンの新しい店舗だそうです。広々として綺麗で見やすい!!目移りして欲しいもの沢山!!特に年末の大掃除にむけて気になるものいっぱいでした(^.^)1F奥に広々とした作業着コーナーがあります。そこへ向かうと・・・ドーン!!と一番目立つ手前ど真ん中にBMCコーナーが!(^^)!躍動感のあるBODYに、小物を効かせておしゃれ(^^♪新作のスイッチブレード加工のデニムジャケットが目を引きます!BMCお取り扱い店舗がおかげさまで続々と増えています。https://www.bmc-tokyo.com/pages/storelist是非皆様もお近くの店舗でBMCの新作を見てみてくださいね。お近くに店舗が見当たらない方はBMCのショッピングサイトをどうぞ↓↓↓『骨格診断』や『作業服女子ススメ』など楽しい企画が詰まってます!
いろいろなワーク×カジュアルスタイル
企画担当Cです。先日、ネットの記事で見つけたこちらの写真。参照元:Streetsnaps:Paris Fashion Week Spring/Summer 2019なんと、2019SS パリのファッションウィークのストリートスナップだそうです。パリでも、ワーカジ(ワーク×カジュアル)スタイル!!コトのブログで紹介した、森星さんの寅壱のニッカポッカを取り入れたファッション。 参照URL:https://matome.naver.jp/m/odai/2152150265139788701作業着が、独創的なおしゃれなアイテムに!BMCのワーカジスタイル!2018AW新作投入、間もなくです!!どうぞ楽しみにお待ちくださいませ!!
【南充浩×青野睦 特別対談】編集後記
ファッションライター南充浩氏との「BMCジャーナル特別企画対談」の編集後記がStyle Picksのサイトに掲載されています! ワーキングとカジュアルの両輪で規模を拡大する「ブルーモンスタークロージング」 http://www.style-picks.com/archives/693 対談記事はこちら↓ https://www.bmc-tokyo.com/blogs/journal/journal-48 ありがとうございました! ■ STORELIST店舗情報 ■BMC JEANS BM78REGULAR STRAIGHT BM68LOOSETAPERED BMW78CMILITARY CARGO WORK PANTS BMW88CURBAN CARGO WORK PANTS BMWST01URBAN WORK JACKET
【南充浩×青野睦 特別対談】ジーンズそのものには価値がない?
ジーンズという商品は今でも男女問わず多くの人が穿いています。ジーンズを売っている売り場もたくさんあります。しかし、ジーンズがものすごい注目を集めることはあまりありません。これはほかのファッション衣料も同じです。しかし、昔は「ジーンズ」というだけでものすごい注目を集めたことがありました。その当時は、銭湯からジーンズショップへ、ラーメン屋からジーンズショップへと変わる店があったほどでした。今でも多くの人が愛用しているジーンズですが、その当時ほどの人を惹きつける力はなくなってしまったように思えます。ではどうして、ジーンズがそんな「パワー」を失ってしまったのでしょうか。今回は、BMCジャーナル特別企画として、当社の社長である青野睦が、ジーンズに詳しいファッションライター南充浩氏とのジーンズについての対談を掲載します。南充浩氏:ファッションライターアパレル販売員、繊維ニュース、専門学校広報と多様な経歴を持つ異色のフリーライター。国内アパレル市場の見識が広く、業界を俯瞰した分析を得意とする。その鋭い考察を日々更新している自身の「繊維産業ブログ」は月間10万人以上が訪問するメディアに成長。歯に絹着せぬ業界の批評が人気で、大手アパレルの経営者層にもファンが多い。総合テーマは「なぜジーンズはつまらなくなったのか?」です。(司会)―まず、独立して「ブルーモンスタークロージング(以下BMC)」を立ち上げたいきさつを青野:私は大学を卒業してエドウインという大手ジーンズブランドに就職しました。エドウインですべての基礎を叩き込んでいただきました。ファッション専門学校卒業生でもないのになぜか商品企画をずっと担当してきました。就職後すぐに子会社化したジーンズカジュアルショップのアメリカ屋で販売員研修を行い、その後、東北にあるエドウインの直営縫製工場で研修しました。さらにそのあと、ずっと以前からエドウインのジーンズの洗い加工を請け負っている国内最大手の洗い加工場、豊和で洗い加工の研修も受けました。そしてさらにそのあと、パターン(型紙)作成室に配属されてから、商品企画に転属されました。工場から売り場、パターン作りと一通りの商品作りの基礎を叩き込んでいただきました。今、BMCの商品企画を自分でやっているのはこのときに基礎が作られたからです。とはいえ、実はエドウインを僕は2回退職しているんです。(笑)南:え?それは初耳です。いつ頃ですか?青野:2008年頃に一度エドウインを退職しました。当時は自分が企画した商品も飛ぶように売れていましたし、当時の創業家社長や専務にもかわいがっていただいていたので、天狗になっていたんです。退職してみて、初めてエドウインの看板で仕事ができていたことがわかりました。一人ではほとんど何もできなかったですね。そうこうしているうちに2011年頃、専務から「戻ってこい」と呼び戻されて、またエドウインにお世話になりました。南:初めてお会いしたのが2015年の秋だったと記憶しているのですが、そのときに「もうすぐエドウイン退職します」とおっしゃっていたので「大丈夫かな?」と心配したことを覚えています。大手のジーンズメーカーから独立されて成功しておられる人って多くはないいし、自分も独立してから4年くらいは本当に生活が厳しかったので。(笑)だから、「独立します」っていう話を聞くと、ついつい「大丈夫なのかな?」と心配してしまいます。―ところで、大手ジーンズメーカーが苦戦に転じた理由はなんだと思いますか?南:いろいろと複合的な要因があるので、一概には言えませんが、「ジーンズ」という商品をメーカー自身が硬直化させてしまったことも大きな要因だと考えています。90年代半ばにビンテージジーンズブームが起きて、そこから「綿100%デニム生地が王道で、合繊混は邪道」とか「ずっしりとした重いデニム生地が王道」とか「凹凸感のある表面感のデニム生地の色落ちが最高」とかそういう考え方で固定化されてしまいました。こうなるとこの考え方に沿った商品しか出てこなくなり、毎年同じ物を焼き直していることになります。同じようなズボンを何本も毎年買い足す人なんてそんなに多くいませんから、売れ行きが鈍るのは当然ではないかと思います。青野:エドウイン在籍時、本当にジーンズは綿100%、特にメンズは綿100%の時代でしたが、そこにあえてニット素材のパンツや合繊混ジーンズ、ツーウェイストレッチパンツなんかを企画して、売り出すと大ヒットしました。2008年から始まったスキニージーンズブームでメンズにもストレッチデニム生地が標準化されましたが、結局はメンズだって快適性や機能性をマス層は求めていたわけです。ジーンズファンにお叱りを受けるかもしれませんが、ジーンズという商品がつまらなくなったのは、リーバイスの「501」を神格化しすぎたためではないかと最近思うようになってきました。すべてのジーンズは501をコピーしているといっても言い過ぎではありません。ビンテージジーンズブームはそれが顕著で、いかに何十年前の501を再現するかを各メーカーが競っていたともいえます。でもそうなると、リーバイスの501さえあればあとのブランドは要らないんじゃない?ということになってしまいます。買う人からすると、リーバイス501のコピーばかりでは何本もジーンズを買う必要はなくなってしまいますよね。―そこで独自のブランドを作りたいと思うようになったのですか?青野:ちょうど南さんと初めてお会いしたときには、もうエドウインを退職することを決めていました。企画として「面白い商品を作りたい」と思っていても、会社ですからやっぱり売れなくてはだめで、でもそれが行き過ぎると前年に実績のあった商品の焼き直しばかりになってしまってつまらなくなってしまいます。そこに疑問を感じ始めて2度目の退職をして、なけなしの50万円の資金を握りしめて自分のオリジナル商品を作りました。はっきり言って独立してすぐはまったくBMCの商品は売れなくて、いろんなブランドのOEM/ODMを請け負って生活しました。南:BMCは今、どれくらいの規模になったんですか?青野:7月末時点で、ジーンズカジュアル店が約60店舗、ワーキングウェア店が約60店舗、ホームセンターが約30店舗で合計約150店舗に卸売りできるようになりました。まだこれからも卸売り先は増やすつもりです。いくつかの大手チェーン店から声をかけていただくようになりました。南:ジーンズというアイテムで独立して3年で150店舗への卸売りというのはなかなかスゴイですね。昔はジーンズが飛ぶように売れましたが、今、ジーンズはそんなに売りやすい商品ではありません。ビンテージジーンズブームのころにブイブイ言わしていた有名ブランドも軒並み売上高が大幅に縮小しているくらいです。青野:カジュアル店との取引が思うように増えなかったので、発想を変えてワーキングウェア店を攻めたことが結果として良かったといえます。自分で面白い物を作りたいと思って独立したものの、衣料品ビジネスは「数を売ってナンボ」ですから、やっぱり数の力は重要だなと。そこで、ワーキングウェア店に飛び込んだら、意外に好評であっという間に数量がまとまったというわけです。ジーンズは元々作業着で、今はファッション衣料になってしまっているわけですが、ファッションでありワークであるというのはジーンズの原点だと思うんです。ですからBMCはファッションからワーキングウェア店にも広げました。ファッションとワーキングに同一商品を同一価格で売っているのはうちのブランドくらいだと思いますよ。ワーキングも業界全体として需要減に対する対策が求められていました。その対策の一つがカジュアル化・ファッション化でした。そこにBMCがはまったというわけで、本当に運がよかった。(笑)南:メンズスーツ業界が団塊世代の定年退職によって、需要減に追い込まれ、10年くらい前から、カジュアル化・レディース強化・パターンオーダーの導入など、さまざまな施策を行っていますが、ワーキング業界も同じ状況だったんですね。青野:団塊世代の大量定年というのはまったくワーキングも同じですね。ところがワーキング業界には新規参入者が少なく、新しいブランドがなかなか登場しません。そこにBMCが飛び込んだから、すぐに導入が決まってしまいました。本当にタイミングが良かったんです。―どうしてワーキング業界には新規参入が少ないのですか?青野:ワーキングユニフォームは、仕事で使う物ですから、いかに丈夫で安く作るかということが重要視されます。そのためには合繊メーカーや紡績とコラボして素材開発も必要となり、大量生産が求められます。小規模・零細ブランドが参入するには資金力の障壁が高すぎるのです。南:なるほど。かつての肌着や靴下、スポーツウェアと似たような状態にあるんですね。しかし、今ではそれらにもポツポツと新規参入ブランドが増えてきていますから、いずれワーキング業界にも新規参入ブランドが増えるのではないでしょうかね。青野:スポーツウェアが長年かけてファッション化してきました。アディダスやナイキがその例で、それにアシックスやデサントが続いています。ワーキング業界もいずれはスポーツウェア業界のようにファッション化するのではないかと見ています。実際、ワーキングウェア店で聞くと、プーマなどのブランドの安全靴は通常のワーキングメーカーの安全靴よりも高くても売れているそうですから、客単価をアップさせたいワーキングウェア店は今後、ますますカジュアルに力を入れ、カジュアルブランドを導入すると思います。―ジーンズはどうなって行くと思われますか?南:よく、ジーンズメーカーのジーンズが売れなくなったのはユニクロの安いジーンズが登場したからだといわれますが、そればかりではないと思っています。これまで「ファッション」としてジーンズメーカーのジーンズを買っていた中価格帯、高価格帯のお客も違うブランドを選ぶようになったからだと思います。中価格帯でいえば4900~6900円はローリーズファームやグローバルワークに取られているでしょうし、1万円を越える高価格帯はディーゼルやAPCなんていうブランドに奪われていると思います。青野:ジーンズの価値を改めて構築しようというような声も聞こえてきますが、じっくり考えれば考えるほど「ジーンズ自体には価値がない」としか思えません。また爆弾発言でジーンズ業界の人から叩かれますかね?(笑)終戦直後からバブルくらいまで、アメリカからジーンズというアイテムが輸入され、それが国内で行き渡るまでは「ジーンズという商品そのもの」に価値があったと思いますが、今では「ジーンズそのもの」には価値を感じている人はほとんどいないのではないかと思います。ジーンズそのものではなく、ジーンズをどのようなシーンに穿くのか、どういう服と組み合わせるのか、どういう快適な機能性があるのか、そのあたりに価値を見出しているのではないでしょうか。だから、ビンテージジーンズブームの延長線上のまま「〇〇綿を使ったナンタラ加工のジーンズだから価値がある」とか「日本の職人がナンタラしたデニム生地だから価値がある」なんていう売り方がお客に響かなくなっているのだと思います。過去の成功体験が大きすぎて、製造加工業もジーンズメーカーもジーンズカジュアルショップも変われなくなっています。南:ピーク時でいえば、エドウインやリーバイ・ストラウス・ジャパン、ビッグジョン、ボブソンなど大手10ブランドくらいで2000億円くらいの売上高がありましたし、ライトオンのピーク時売上高は1000億円でしたから、本当にジーンズという商品は単品アイテムとしてはとてつもなく成功した商品だといえます。青野:ですから、メーカーも小売店もいまだに前年実績を踏襲した商品ばかり追い求めることになってしまっています。しかし、2010年以降の不振でようやく小売店もメーカーも変わりつつあります。小売店からは「従来型、画一的でないジーンズが欲しい」という要望があり、それでBMCが選ばれている部分があるといえます。やっぱり運がよかったんです。(笑)これからもカジュアルとワークの両方を追求して、「機能+ファッション性+実用性」という商品をBMCは提案し続けたいと思いますので、よろしくお願いします。―上手くまとまりましたね。(笑)■ STORELIST店舗情報■BMC JEANS BM78REGULAR STRAIGHT BM68LOOSETAPERED BMW78CMILITARY CARGO WORK PANTS BMW88CURBAN CARGO WORK PANTS BMWST01URBAN WORK JACKET
【超長綿】って知ってるようで知らないよね!?
お久しブリーフ。 正直言って・・・BMC JOURNALをサボってました(笑) なんか、ちゃんとした記事にしないといけないという強迫観念から逃れる為に、「忙しい」を理由にサボってました(笑) 今月から、ショートな記事でBMC JOURNALを復活させます(また、突然更新止まるかも)。そんな時は、俺のブログでも見て下さい(笑) ってなわけで〜BMC JOURNAL再開です!! 綿=コットン なんですよ! アパレル業界にいると生地を必ず使います。数年前から合繊・化繊ブームですが、生地に使われてる繊維っていうと・・・【綿】ですよね! 【コットン】って?綿?といまいちな知識の人も多いと思います。 正解は・・・・【綿=コットン】です(笑) 詳しくは、知識の宝庫 ウィキペディア を参照下さい。 仕事してると、有名アパレルメーカーやアパレルブランドの企画や生産の若い人で、「これって綿ですか?」「これってコットンですか?」とまるで異なる繊維の様に聞かれたりしますが・・・・・アパレル辞めた方がいいよ!って心の中で叫んでる自分がいます(苦笑) 世界の知識 グーグル や、ウィキペディアで 綿=コットン を調べて、アパレル業界に残れるベースを自分自身で作って下さいね! コットンの繊維長は4種類あるんだYO! コットンの生地を見て、触った事のある人がほとんどだと思います。 綿=コットンって、繊維ってのは知ってますよね? この繊維に長さがあるの知ってます?繊維長って言われるやつです。 綿や麻、羊なんかは、それぞれ繊維長が異なります。もちろん!綿=コットンも種類によって繊維長は様々です。 コットンもいろいろな種類があるんですよ!(この話は、また別のBMC JOURNALで書きますね。) コットンの繊維長って、4種類に分類されます。 *短繊維綿(21mm以下) *中繊維綿(21mm〜28mm未満) *長繊維綿(28mm以上) *超長繊維綿(35mm以上) これ覚えておこうぜっ!!!アパレルにいたいならさっ(笑) 筆者は、デニム業界にいるので、基本的にデニムという生地を毎日触っています。デニムも綿=コットンで出来ています。 短繊維・中繊維・長繊維は、基本的にブレンドして紡績してるのが一般的です(合わせて読みたい過去BMC JOURNAL)。 ただね!35mm以上の繊維の長さを誇る超長繊維って・・・特別なんですよね!!!!! 同じコットンですが、長繊維綿と超長繊維綿の差は、とんでもない差なんですよ!生地にしたら一目瞭然です! しなやかさ・光沢・膨らみ・強さ・・・あらゆる面(メン)で差別化できる綿(メン)なんですよ!ラーメン屋でも麺(メン)で違いが出るのと同じです!メンの違いって凄いんです(笑)ラーメン好き? 三大 超長綿 知ってる? さてさて、コットンの王様である超長綿(繊維長が35mm以上)。 この超長綿の中にも数種類あります。 採れる地域も様々なのがコットンです。 採れる地域の中でも、複数のコットンが存在します。 赤丸が主なコットンが採れる地域です。 だいたいが、地域の産業(国の産業かな)なので、それぞれでブランディング化されています。〇〇綿!〇〇コットン!なんて呼ばれています・・・が、要はコットンです(笑) マニアックな視点で、繊維長の差があって、その中で更にブランディングされています。十把一絡げのコットンという繊維を繊維長で更に細分化し付加価値をつけています。上述のように確実に生地にすると違いがわかりますが・・・消費者にはあまり関係ないマニアックなものです(苦笑) ただ!アパレル業界の人は、違いを理解しないとダメですよ! さてさて、超長綿の中で、三大ブランドってのがあります。 知ってました? この超長綿の名前さへ覚えとけば大丈夫です! (超長綿 三大ブランド) *ギザ綿・・・エジプト ギザ地方の綿 *スーピマ綿・・・アメリカ アリゾナの綿 *新疆綿・・・中国 新疆ウイグル自治区の綿 それぞれ、特徴があります。でも、今回は割愛します(笑)だって、どれも、ばっくり超長綿なので!! 面倒臭いんですよね〜。それぞれブランディングと品質保持の為に、協会があったり、外郭団体があったりしてさっ(汗) ギザ!スーピマ!新疆! って覚えとけばいいです(笑)今の時点では。 コットンは、デニムの基本であり、アパレルの基本ですので、グイグイっと掘り下げて行きますよ〜今後のBMC JOURNALで。 超長綿の特徴のおさらい そろそろ、まとめに入りますね〜。 書き出すとのっちゃうんですよね(汗) はい!超長綿とは? (超長繊維綿の特徴) *綿=コットン * 繊維長が35mm以上 *(綿繊維の中では)手触りが良い *(綿繊維の中では)しなやか *(綿繊維の中では)毛羽立ちしにくい *(綿繊維の中では)光沢がある *(綿繊維の中では)繊維強度が強い * 紡績しやすい * 薄くて軽くて強い生地が作れる * 高価!!!!超高価!!! ってな感じが特徴です!OK?覚えてね〜。 ジーンズ業界にいると、超長綿を用いたデニムがよく出てきます。 1つは、デニム生地の差別化(=付加価値)として超長綿を使います。しかしながら、現在のマーケットでは、消費者に響かないです。なぜなら、超長綿を使用したデニムで作られたジーンズって高くなります・・・買わないよね〜マス市場は特に(苦笑) もう一つは、緯糸に超長綿を使用して、肌に触れる面を滑らかにして穿き心地向上に使用します。これは、レギュラー綿(超長綿以外の繊維長の綿)を用いた緯糸のデニムと比較すると、なんということでしょー!ってくらいの違いがわかります。でも、高価になりますがね・・・。 そして!これはデニムを作れる知識のある人だけが知ってる・・・極秘情報(笑)空紡糸のデメリットである強度を向上させる為に、ちょっとだけ超長綿をブレンドしてあげると・・・なんということでしょー!(笑)これね、本当に中途半端な知識で生地屋さんに言っちゃダメですよ!紡績工程も理解するだけじゃなくて、糊付けや、染色、織布のあらゆる工程を理解した上で、オファーしないと確実に生地屋さんに嫌われますよ(笑) とりあえず、今回の話では、超長綿のイントロだけです。 あんま、詰め込みすぎると・・・知識に溺れた頭でっかちになりますからね!この生地の赤文字や青文字を商談で、ポイポイっと放り込んでいくと・・・オッ!こいつやるな〜!って思われる事、間違いなし!です。 超長綿って、実は同一種なんです(笑) ギザ。スーピマ。新疆。って三大ブランドをさらっとお伝えしましたが・・・実は、どれも同じ種類なんです!栽培の地域の環境や栽培方法で特徴が異なるだけで・・・実は、この3つの上位に君臨するキング・オブ・超長綿があるんですよ!!!!! 英国王室御用達だったという伝説の(現在も普通に存在しますが)超長綿の親玉〜 超長綿に愛され!超長綿に愛されたコットーーーーン!!!!!! 海島綿=シーアイランドコットン だぁ!!!!!!!!!! カリブ海の西インド諸島で採れるコットン・・・ なんで、カリブ海なのにインド諸島?????全く関係ない話ですが、これ大航海時代の勘違いで名付けられたっていう豆知識はグーグル先生で調べて下さい。 (海島綿=シーアイランドコットンの特徴) *シルクのような光沢 *カシミヤのような肌触り *圧倒的に長く細い繊維 *反射率(普通のコットンの50%以上)=超光沢 *害虫に弱い *気候の条件も厳しく育てることが難しい(通常の綿の10万分の1しか生産することができない・・・本当かどうかは知らない。) 要するに、超長綿の王様は、超レアキャラなシーアイランドコットンって事です! ほら。 絹みたいでしょ?光沢! 目玉が飛び出るくらい超高価なコットンです・・・・・ *シーアイランドコットン *ギザ *スーピマ *新疆 覚えとこうね!!! 基本中の基本の綿の知識です。
レーザー光線加工の技術
今日は、デニムの顔を決めるといっても過言ではないシェービング、 その手段としての「レーザー光線加工」についてお話したいと思います。===============ジーンズを擦って色落ち感を出す ===============ジーンズのシェービング(太もも・ひざ・ポケットなど、ヤスリでデニムを擦って色落ち感を出す)は、今でも1本1本手作業で行われている作業です。 参照元:http://saab-group.jp/factory/加工する場所を間違えず絶妙な力加減を加え何本ものジーンズを同じように仕上げていくとっても繊細な作業です。 職人の腕とスピードが試されます。===============職人技が光る加工現場の環境問題 ===============筆者も加工現場にお邪魔したことがありデニム色の粉塵が舞う中、マスクをした職人さんが 集中して黙々と作業をされていました。その作業の速さと、デザイン画と全く同じ通りに再現されている正確さにビックリです。ただこの作業、職人さんの健康被害が問題になったりしました。そこで今日のお題、レーザー加工の登場です。===============最新レーザー加工技術 ===============今では、レーザー加工機でジーンズにいろいろな加工が出来るようになりました。 参照元:http://saab-group.jp/factory/●レーザー加工とはレーザー光線のもつ直進性,高密度パワー,集光性を利用して,生産加工の手段に用いること。 参照元:コトバンクhttps://kotobank.jp/word/%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%82%B6%E3%83%BC%E5%8A%A0%E5%B7%A5-168328レーザーが当たった部分が色落ちして、 レーザーの強弱や時間を調節することで、濃淡のコントラストが付きます。デニムはタテとヨコの糸の色が違い生地も厚いので、レーザー加工に向いています。*合わせて読みたいBMC JOURNAL https://www.bmc-tokyo.com/blogs/journal/journal-28レーザーは微調整が効くので、全体の色落ちだけではなく柄や模様を付けることもできます。パソコンで作った文字や絵柄を、レーザー光線がデザイン通りに仕上げてくれます。世界のリーバイスも、環境問題の観点からレーザー加工を導入したそうです。 参照:ジーンズ新時代到来か。リーバイス、レーザーのダメージ加工技術導入。https://optinews.info/2018/03/09/laser-process-on-jeans/この記事よりもずっと前(2015年)から、BMCのオリジナルジーンズは、 環境問題にも配慮した、日本に数台しかない最新のレーザー加工機械を使用しているんですけどね。オーセンティックなほどのアタリ感と色落ち、実際に手に取ってご覧ください!ジーンズ一覧はこちら:https://item.rakuten.co.jp/bmc-tokyo/c/0000000100/
次の春夏に向けて
みなさんこんにちは。 Rです。 今週はBMC19SS商品の1stサンプルをたくさん依頼しましたー。 新型あり、新色あり。 どんな風に出来上がるのか、今からワクワクドキドキです。 実は、「今度こそ!」と思い入れのある商品があるんです。 それがこれ。 何のパーツか分かりますか? この写真の方が分かりやすいのかな。 これを見てピンときたら、あなたはBMCのファンですね! なんじゃこれ?!と思ったあなた。 BMCのホームページをよ~く見てみてくださいね。 https://www.bmc-tokyo.com/ では、商品が上がってきたらお知らせします。 お楽しみに!
梅雨シーズンの必須アイテム
どうもGMです。 関東地方も梅雨入りして、 1年に1度の嫌な季節がやってまいりました。 蒸し暑いですよね。 降るか降らないかの空模様、嫌ですよね。 そんな時に急に雨が降ってきて、 あっ!傘がない!! なんて時は、こいつをバッグに仕込ませておいてください。 きっと、いや絶対に役に立ちますから。 そう、BMCの万能アイテムでもあるアノラックです。 国産(北陸地方)の有名アウトドアメーカーも使用している生地を使用し、 風も通さず水も弾くという、 なんとも頼りになるアイテムなんです。 さらに薄手で軽量。 さらにさらに収納袋も付いており、 小さくして持ち運びも楽チンです。 普段はもちろん、スポーツ、アウトドアなど、 あらゆるシーンで活躍してくれること間違いなしです。 こんな沢山の機能が付いて、 お値段の方が、な・ん・と・・・税抜きで・・・、 ¥8,900(え~ん)【トーカ堂/北さん風】 現在は今後の再販の予定はありませんので、 在庫が無くなってしまったカラーもありますが、 皆様お早めにお買い求めください。 それでは。 最新情報はLINEで配信しておりますので、ぜひご登録をお願い致します
『BMCでアウトドアコーデ』
みなさん、こんにちは。 企画担当Cです。 春・夏といえば、 外での遊び・イベントが盛りだくさんの季節。 海・山・川・バーべーキュー、夏フェス etc・・・ 外でのイベントが盛りだくさん! いつもはインドア派だけど・・・ 「今週末BBQに誘われたよ。」 「今年は夏フェスに初参加!」 「夏休みは子供たちを連れてキャンプに行ってみようか。」 などなど、楽しいアウトドアイベントの予定が浮かんだあなた様の 「何を着ていこう(・・;)」 のお悩みに、BMCのアウトドアコーデをご紹介致します! アウトドアファッションの必須条件といえば、ラフで動きやすいこと。 バーべーキューや夏フェスは、携帯やお財布、虫に刺されたときの痒み止め(Cはポケットに入れておきます(^.^))チケットなど細々したものがポケットに収まると何かと便利。 さらに欲を言えば、爽やかでセンス良くみえるとなお良し。 ハイ!! 揃いましたよ~ 小物/私物 『ロゴTシャツ ×アーバンカーゴパンツ 』 夏らしい淡色コーデが涼し気です。 個性的なヴィンテージ感のカーゴデニムは、ストレッチ生地で動きやすい! ジップ付きポケットでやんちゃな動きの物落ち対策もばっちりです(^v^) ハードに決めるなら黒でいきましょう~ BMCのパンツはロールアップが決まる! なので裾上げ必要無しです(*^^)v 届いてすぐに着用できるのが嬉しい。 あとは・・・ 日差し対策に帽子と、 雨・寒さ対策にアノラックがあれば安心! 是非皆様、参考にしてみてくださいね。