JOURNALBMCジャーナル

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【 激白!ゼロからのアパレルブランドとお金の話 】#7

皆様、いかがお過ごしでしょうか?

STAY HOME してますか?

アパレル小売はお休み・・・新型コロナの影響はどこまで続くんだろうか?

先行き不透明ですが、こんな時こそ、自社ブランドを見つめ直す機会です。
そして、この時期こそが新しく仕掛けるチャンスです。
既存ブランドやメーカーが停滞してる今だからこそ、今抱いているそのブランド立ち上げの夢を実現しましょうよっ!

ただね。
ブランド立ち上げって、根性入れて本気でやらないと・・・秒でマーケットから退場しなくてはなりませんよ。
これマジで。

ってなわけで、アパレルブランド立ち上げるなら、まずは頭の中の製品を作る事から始めないとね٩( ᐛ )و

では、今月の連載スタートです。

 

【 激白!ゼロからのアパレルブランドとお金の話 】#7

過去1〜6回目までは、下記URLから確認してね。
【 激白!ゼロからのアパレルブランドとお金の話 】#1
【 激白!ゼロからのアパレルブランドとお金の話 】#2
【 激白!ゼロからのアパレルブランドとお金の話 】#3
【 激白!ゼロからのアパレルブランドとお金の話 】#4
【 激白!ゼロからのアパレルブランドとお金の話 】#5
【 激白!ゼロからのアパレルブランドとお金の話 】#6

アパレルブランドを維持するには、『お金』が大切です。って事をベースとして、経費を賄うために売上と利益をシュミレーションして狙う市場を定めて、計画的に営業していくっていう数字を机上で定めてきましたよね。
アパレルって、いくら机上で定めても・・・不確定要素満載なわけですよ(汗)突然どでかい経費が降ってきたりね(汗)計画通りになんか行かないのがアパレルですよね(汗)だって〜アパレルって数値化できない情緒的要素が大きいんですよね(涙)
ただね、その計画値も情緒的要素も、あれが無いと始まりませんよね・・・そう!売上を作る為に必要なサンプルがねっ!

机上シュミレーション通りの量産化想定サンプルを作れ

(ジーンズ展開規模&売上予算)
*展開店舗数:65店舗
*初回納品本数(点数):2,925本(1店舗45本納品)
*年間フォロー総数:5,797本(年間販売点数8,722本 – 初回納品2,925本)
*月間フォロー数:483本(年間フォロー数5,797本 ÷ 12ヶ月)
*1店舗月間フォロー数:7本-8本(月間フォロー数483本 ÷ 65店舗)
*1型1色 月間売上本数:約1本(7-8本 ÷ 9マーク)
*初回納品売上高:1,057万円(粗利290万円)
*年間フォロー売上高:2,096万円(粗利573万2千円)
*月間フォロー売上高:174万6千円(粗利47.8万円)

(予算クリアー条件)
*65店舗へ納品する
*1店舗45本を必ず納品する
*年間2回転の在庫回転率を維持する

(ジーンズブランド立案)
*展開店舗:65店舗
*1店舗納品本数:45本(3型3色5サイズ)
*狙う市場:¥6,000〜¥7,000の空白地帯
*アイテム:¥8,000以上のNBジーンズのクリティー且つ価格は¥7,000を目指す

ここまで、じっくり鉛筆をナメナメしながら計画したブランド立ち上げ。いよいよサンプルです。サンプルが無いと営業できませんよね。営業できないって事は、計画を進める事ができません。

消費財としてアパレル製品を用いて、ブランドビジネスを行う

ってのが大前提ですからね。好きな物を作って、分かる人だけ買ってくれればいいっていう人は離脱してね〜

商売を始めたら粗利率27.4%を達成しないといけません。
*卸売価格 : 3,615円(店頭販売価格 7,000円、掛け率52%)
という条件があるので・・・

*本生産の原価は 2,624円
*上代 7,000円からみた原価率は 37.5%(配送料も込み)

これを頭に入れながら、量産化を目的としてサンプル作製を吟味し実行していかないといけません。

1:原産国
2:生産ロット
3:工場
4:製造流通

この4点を常に確認しながら、作っていかなくてはなりません!

営業用 兼 量産化見本 サンプルを作る

俺、サラリーマンを辞めて、50万円握り締めて起業してBMCを始めたんですが・・・サラリーマン時代に勤めていた看板を下ろした途端に世間の冷たさを知りましたよ(涙)
本当にサンプルを作るのに苦労しました。

っていう、昔話は置いといて・・・

量産化を想定したジーンズのサンプルを作製するっていう話を〜

量産化を想定しないといけませんが、ゼロからブランドを立ち上げる人には誰も味方がいません。加えて、誰も量産化してくれません。これが現実です。

まず、やらないといけないのは、営業する為のサンプル兼量産化見本になるサンプルを作らないといけません。

*営業用・・・ターゲットに合わせた注文を取る為のサンプル
*量産化見本・・・本生産を目的とした量産化を想定したサンプル

重要なのは、注文が取れるサンプル作りと量産化仕様や量産化材料を想定したサンプル作りです。ここが頭から消費財としてブランドを立ち上げるのには必要です!

1:量産化可能な生地在庫(もしくは生地材料在庫)を用いたデニムを使う
2:量産化可能な付属在庫(もしくは付属材料在庫)を使う
3:量産化可能な副資材在庫(もしくは副資材材料在庫)を使う
4:量産化可能な縫製仕様を用いる
5:量産化可能な洗い加工を用いる

この量産化はとても大切ですよ。

アパレルの製造知識がないとこの量産化想定は難しいですね。そういう人はOEM屋さんに相談してみて下さい。
幸いに俺はジーンズ製造のノウハウは叩き込まれてたので、この量産化想定を自ら行う事ができました。

サンプル制作代は経費であり原価である

さて、サンプルを作るかぁ〜って思ってタダでサンプルはできません!
サラリーマンやってたらサンプルって言えば出来るって感覚あると思いますが・・・お金かかりますからね。

上述の量産化の原産国や生産ロットの想定は少し置いといて、俺がBMCの1stサンプルを作製した時の事を記しますね。

*サンプル:国内で4枚作製
→量産化を想定して本生産に落とし込む事前提で作りました。いち早く営業したかったのでサンプル上がり日も気にしてました。

1:デニム
m単価 1,000円のデニム生地を10m + 運賃 700円
1,000円 × 10m + 700円 = 10,700円

2:タックボタン
1個 70円のタックボタンを100個セット+ 運賃 700円
80円 × 100個 + 700円 = 8,700円

3:リベット
1個 40円のリベットを100個セット+ 運賃 700円
40円 × 100個 + 700円 = 4,700円

4:ネーム2種
サンプル単価1枚 100円のネーム2種を50枚セット+ 運賃 700円
100円 × 2種 × 50枚 + 700円 = 10,700円

5:ケアラベル(品質表示ラベル)
サンプル単価1枚 10円を10枚+ 運賃 700円
10円 × 10枚 + 700円 = 800円

6:革ラベル
サンプル単価1枚 300円を50枚セット+ 運賃 700円
300円 × 50枚 + 700円 = 15,700円

7:縫製代金
サンプル縫製代金(その他付属副資材込)1枚 15,000円を4枚+ 運賃 1,000円
15,000円 × 4枚 + 1,000円 = 61,000円

8:洗い加工代金
サンプル洗い加工代金1枚 5,000円を4枚+ 運賃 1,000円
5,000円 × 4枚 + 1,000円 = 21,000円

(注意)パターン・仕様書代金、各副資材の型代金や版下代金等は含まない

合計:サンプル4枚総代金
 133,300円(サンプル1枚:33,325円)

高いですね・・・(汗)
サンプル作るって・・・
忘れがちなのが、各運賃ですね。加えて、4枚のサンプル作製でも各材料はサンプル単価があり且つサンプル出荷数量の縛りがあるって事ですね。

この1枚 33,325円(税抜)のサンプル代金って、経費ですよね!
合わせて、これは製造原価なんですよ!!

よくやりません?こんな計算。
本生産枚数が100枚だっとしたら・・・サンプル代金は割り返すと本生産1枚あたり 1,333円になります。OEMやってたらありません?このサンプル代金を製品単価に上乗せしようとして・・・揉めることって(苦笑)

俺が目指す年間販売点数8,722本だと、本生産1枚あたり 15円ですよ(笑)
ここまで生産できれば、原価率の上昇は0.2%に抑えられます。

気付きました?

製品原価って、それが出来るまでの経費の積み重ねと本生産の割り返しです。

量産化って、洋服を消費財としてアパレルビジネスを行う為には絶対に必要な要素です。

って事で、このサンプルに関する経費で今回は避けたパターン・仕様書代金や各型代金なんかを生々しく書いちゃおうかな〜(°▽°)

 

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