JOURNALジャーナル

STORY

【 激白!ゼロからのアパレルブランドとお金の話 】#1

お久しブリーフ。

帰ってきました・・・BMC JOURNALにっ!

一年振りかな?

今日からBMC JOURNALに復帰致します!!!!

BMC JOURNAL で、アパレルブランドとお金の話を書いてみようかなと思います。

興味ある人いる?

BLUE MONSTER CLOTHING の立ち上げから現在までの軌跡をベースに生々しくアパレルブランドとお金の話を連載してみようかな〜って思っています。

アパレルブランドやるなら、こういう考えで始めた方がいいよ!っていう内容・・・書けるかな(汗)

これから明かす内容を読んでもらって、アパレルブランドやろう!って人が減ったらラッキーだな〜だって競争が減るからさっ(笑)

まぁ、前置きはここくらいにして・・・書籍化できるくらい真面目に連載してみようと思いますっ。

では・・・

はじまります。

 

 

【 激白!ゼロからのアパレルブランドとお金の話 】#1

 

時は、2016年7月。

6平米のレンタルオフィスで「オギャー」と産声を上げたジーンズブランド。

・・・その後ワーカジ(ワーキングカジュアル)ブランドへと変遷し、4年未満で全国400店舗にて取り扱われるブランドへ 成長を始めている・・・

そのブランドは

BLUE MONSTER CLOTHING (ブルー モンスター クロージング )

俺の分身です(笑)

正直・・・自分でも熱苦しいくらい情熱を注いでますっ!

開発は妥協しない!自分の理想を追っています!!!ってくらい熱いです(笑)

でもね・・・・この熱さでは、飯は食えないわけなんですよ・・・現実はね。

 

ってことで、アパレルブランドブランドとお金の話をする為には、時間を半年以上前に戻します・・・

 

 

ブランドコンセプトの前に金勘定

 

2016年に年が変わった頃に、BLUE MONSTER CLOTHINGが製品化へ向けて具体的に動き始めます。でも、その数ヶ月前からBLUE MONSTER CLOTHING・・・BMCの構想が俺の頭の中でグルグルと回り始めます。

コンセプトの前に絶対に!絶対に!やらないといけない事があります・・・

それはね・・・ブランドのコンセプトよりも大切な、ブランドを継続する為に必要なお金の計算ですっ!

金勘定の下準備

これね。こういう言い方は大変申し訳ないんですが。

自ら立ち上げたアパレルブランドで食っていくっていう方以外は、読み進めないで下さいね(笑)

 

経費を第一に考える

 

コンセプト考えたり。服作りの事考えたり。っていう夢いっぱいの妄想いっぱいなのは、正直、二の次、三の次です。

まずは、商売として自らのアパレルブランドが成り立つ事のみを考えないといけませんよね。だって、このブランドで食えなかったら・・・死亡ですからね(苦笑)

販路も価格も、コンセプトも、製造も・・・・・全ては逆算から成立させないとブランドの継続は絶対にないですよ。

じゃ、何を考えるのか?

それは、アパレルブランドで食っていく為の経費をより具体的に試算していくんですっ!

 

 

具体的に経費を洗い出してみる

 

考え抜いて下さい。

ブランド運営にかかる様々な経費を・・・・・・これできないと絶対に継続できないですよっ!お金持ち以外はね!

ちなみに俺は50万円握り締めて起業しました(笑)フル借金でアパレルブランドを始めてみたという・・・クレージーなおじさんです( ̄▽ ̄)

さてさて、経費考えてみた?

俺が考える会社としてブランドをやる為の経費は、ザッとこんなもんです。

 

(月額経費)・・・初期費用は除く:PC、プリンター、机、椅子、名刺、商標登録費など

*給料(会社の社会保険負担分+定期代込み):月40万円

*家賃:8万円

*水道光熱費:1万円

*携帯料金:1万円

*Wi-Fi料金(置くだけでWi-Fi):6千円

*メールドメイン料金:1千円

*サーバー料金:2千円

*ホームページ料金(簡易的なホームページ)::2千円

*クラウド関係(経理、フォルダー、Office、Adobe、パターンなど):3万5千円

*営業交通費:2万円

*消耗品費:1万円

*事務費用:1万円

*予備費:5万円

合計月額費用:63万6千円

 

おおおおぉぉぉぉぉぉ・・・・・・商売しようとすると、意外とかかります(汗)初期費用は入れてないですからね・・・・

給料40万円って、会社負担の社会保障や定期代金も込みですからね・・・純給与って、かなり少ないですよ(もち手取りも)。

実家でアパレルブランドを立ち上げるなら、家賃やら何やらは必要ないですね。

でも、会社としてアパレルブランドを公のものとして始めるんだったら、普通は事務所借りて全て自分でやりますよね。

ちなみに予備費5万円は、営業交通費にも使ったり、サンプル開発に使ったり、万が一の時の為のお金ですので、必要ない人は考えなくていいかもですね。

 

必要経費 = 粗利 という最低ラインを把握して逆算する

 

アパレルブランドを維持する為に、必要な月額経費は63万6千円という試算が出ました。この経費額が多いか多くないかは、人それぞれですっ!

まずは、自分が想定する維持する為の経費を考えてみて下さい。

自らのブランドで、63万6千円という金額を粗利(売上総利益)として稼がなくては、維持できません。

要は、この63万6千円が粗利の最低ラインです。

じゃ、どうやって、この月額経費をまかなえるようにブランドを作っていくか?

この月額経費から逆算で、ブランドの単価や流通、プロモーションを考えていくんです!!!!

 

続きは、#2 で(笑)

 

ねっ。

もう嫌になってくるでしょ・・・・アパレルブランドを立ち上げて維持するって・・・・・(涙)

  • SHARE