JOURNALジャーナル

STORY

【 激白!ゼロからのアパレルブランドとお金の話 】#9

俺ね。
「スッキリ」で盛り上がった NiziU のメンバーを覚えようとしています・・・・
そして、Apple MusicのTOP100でNiziUを聴いてみてます(笑)
ん?
おじさんだよ。俺。
只今42歳です( ✌︎’ω’)✌︎

NiziUをオーディションから追っかけてると、モー娘。を想い出します(笑)
ASAYAN世代ですので・・・

・競争の激しいPOPS界。
・競争の激しいガールズグループ界。
・CDが売れない音楽業界。
・SNSが重要なエンタメ界。

世に出す為に必要な戦略として【差別化】が重要です!

NiziUを見ていて、J.Y.Parkさんって【差別化】上手いな〜と感心してましたよ。

ただね・・・
メンバーが同じ顔に見えるし、名前も同じような感じなので・・・(おじさんだからだと思いますが)。
俺の中においては、メンバーの差別化戦略が成し得てないよ!と Parkさんに伝えたい一心です。

【差別化】できないと世の中に出せないんだぜっ!
つ〜事で、今月の連載を始めましょうか٩( ᐛ )و

 

【 激白!ゼロからのアパレルブランドとお金の話 】#9

前回は営業の話を書きました。
前々回は営業する為のサンプル作製の話を書きました。

ここ最近、お金の出現が少なくないですか?
俺ね、思ったんですよ・・・
マサさんのホームページに不定期で寄稿させてもらってて。
体系的で連続的な数字(=お金)の話は、興味を惹かないんじゃないのか?ってね。俺への興味ではなく、数字(=お金)としての興味ね。
だったら、数字を飽きないように記事にできるマサさんを見習って、ある部分に対してスポットを当てた【アパレルブランドとお金の話】にした方が、この連載を見て頂く方の腹に落ちるのかなぁ〜って思っています。

だはぁ!
【差別化】できてませんね(爆笑)

この考え方わかる?
そこの鼻ホジホジしながら読んでるキミ。
そして、アパレルブランド立ち上げたいなぁーって漠然と考えて行動できないキミ。
興味を惹く為に。
興味を惹き続ける為に。
何をすべきかを考える事が大切なんだよ。

「興味が湧く=欲しくなる」というスイッチを作らないといけないんだよ。
数多あるアパレルブランドの中で生存競争に勝ち続けて生き残らないといけないんだよ。

ライバルに対して、どう【差別化】していくのか?
そして、誰も知らないブランドをどう世に出して行くのか?

 

競合との差別化ってなんですか?

(ジーンズ展開規模&売上予算)
*展開店舗数:65店舗
*初回納品本数(点数):2,925本(1店舗45本納品)
*年間フォロー総数:5,797本(年間販売点数8,722本 – 初回納品2,925本)
*月間フォロー数:483本(年間フォロー数5,797本 ÷ 12ヶ月)
*1店舗月間フォロー数:7本-8本(月間フォロー数483本 ÷ 65店舗)
*1型1色 月間売上本数:約1本(7-8本 ÷ 9マーク)
*初回納品売上高:1,057万円(粗利290万円)
*年間フォロー売上高:2,096万円(粗利573万2千円)
*月間フォロー売上高:174万6千円(粗利47.8万円)

(予算クリアー条件)
*65店舗へ納品する
*1店舗45本を必ず納品する
*年間2回転の在庫回転率を維持する

(ジーンズブランド立案)
*展開店舗:65店舗
*1店舗納品本数:45本(3型3色5サイズ)
*狙う市場:¥6,000〜¥7,000の空白地帯
*アイテム:¥8,000以上のNBジーンズのクリティー且つ価格は¥7,000を目指す

ついて来て〜。
もう数字(=お金)は出てこないからさ。

この机上のシュミレーションを成立させる為に、サンプル作って営業スタートしました。
お金かけてサンプル作って、勇気を持って営業を始めたけど・・・
「そのブランドの強みはなに?」
「そのブランドは他社と何が違うの?」
というリアクションに勝つ為にも違いを明確化させないといけません。

それが【差別化】です。

数字のシュミレーションをしている時点で、ターゲット市場にどう参入して行くかというのは朧げながら見えてきてました・・・というか確固たる自信を持ってました(笑)当時はね・・・・(苦笑)
じゃないと、今時ジーンズで起業して食っていくクレイジーいないでしょ(笑)

まずは狙う市場はジーンズ。
NBジーンズとPBジーンズの狭間である市場の空白地帯¥6,000〜¥7,000市場。
商品は、¥8,000以上のNBジーンズのクリティーを持ち、価格は¥7,000!

【BMCデビューの差別化】
*価格(とクオリティー)

デニムは日本製デニムを使用しているとか、ド派手な全面ユーズド加工をレーザー光線で作っているとか、とか、とか、とか・・・・・・
ジーンズにフォーカスしたら細々した事を謳えるし、大きくプレゼンできます・・・・

でもね。
バイヤーからしたら、細々した事はただの情報でしかなく、価値があるのはその価格のみなんですよ!
「そのブランドの強みはなに?」
「そのブランドは他社と何が違うの?」
と問われると・・・・

【価格】のみ価値があるって事だったんですよ!

俺のBMCって(涙)

でも、熱量で押し切って、店頭デビューまでこぎつけましたがね(苦笑)

机上のシュミレーションを成し得る為に、練りに練ったジーンズは、
下降線を辿る当時のジーンズ市場においての「売り」は、価格の空白地帯におさまる価格のジーンズでしかなかったんですよね〜。

偉そうに【差別化】と書きましたが。
みんなごめんよーーーーー。
価格戦略も差別化ではありますが、それが成立するのは既に認知を得ているブランドがマーケティング手法としてとる場合のみです。
BMCのような誰も知らないジーンズブランドがとる戦略ではないんです。
今だから分かる事なんですがね・・・。

悲しいですよね(涙)
人生賭けて起業して、ジーンズで食っていこう!と思い、
考えに考え抜いた俺のジーンズ・・・・・・・
お店、市場からの価値は【価格】のみ・・・・・
しかも、当然ですが誰も知らないブランドなので消費者には「存在してないブランド」。
バイヤーからは「ノンブランド」の括りにされてのデビュー。

今思うと、【価格】という差別化戦略って、世に出す為には必要出し、立ち上げたブランドは正直この戦略しか当時は取れなかったなぁと・・・
なんだか思いだすと辛くなってきたな(涙)

 

世に出す事が最も重要!必要な要素はその後に作り上げる

「ノンブランド」枠において【価格】だけで販路を持った俺のジーンズ。
ここまでこだわったのに・・・立ち上げたばかりのブランドで市場参入するって、これが合理的だと納得しましたよ。

でも、これで・・・机上のシュミレーションでの展開店舗数:65店舗 の1店舗をGETできたというのは事実です。

1/65店舗。
残り64店舗!!

この積み重ねが机上のシュミレーションに合わせて行くには必要です。
気持ちは別ですよ。
悔しい気持ちいっぱいですしね。
想いを全てのせた俺のジーンズですからね・・・
現実は【価格】のみでの参入。

でも、参入は参入!

超企画者の性分が強くて商品に対する思い入れはハンパないんですが、
一方で過去の連載の内容の通り、ジーンズを消費財としてビジネスを行うという冷静さがあります。

食って行く為にも、俺のジーンズをお金に換えないと何も始まりませんよね。
そして、食っていけませんよね。
人生賭けてるんですからっ!まじで。
ジーンズ業界をハックしないと生存競争に負けてしまうんですからね(笑)

アパレルビジネスやブランド立ち上げで最も大切なのは
【製品をお金にする】という事です。

お金に換える事って、色はありません。
お金はお金です。

世に出ないとお金にならないですよね!!
ここ本当に大切だと思います。
自分の思い入れより大切なのはお金です!

1/65店舗でスタートを切れたんですから、残り65店舗を獲得しにいかなければなりません。
「そのブランドの強みはなに?」
「そのブランドは他社と何が違うの?」
と問われるバイヤーの壁・・・市場の壁・・・
1店舗1店舗の積み重ねの中で、営業スキルとして磨いて拡大する為の価格以外の【差別化】を見つけていくしかないですよね!

ブランド力、商品には差別化ははかれない事は分かりました。
ただ、【価格】はそれぞれの壁を突破できるという事も分かりました。
じゃ、他に【差別化】できる事を考えればいいんですよ(笑)

*売り方?
*フォロー体制?
*取引条件?

参入できれば、完全に消費財としてどうビジネスをしていくかを考えていかなければなりません。

って事で、続きは次回(笑)

 

 

 

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