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【ユニオンスペシャル】 の チェーンステッチ は、価値が高い!

ジーンズの裾上げって、なに縫い?なにステッチ?

わかるかなぁ〜。

そこのJEANS大好き男!わかる???

そう!

【チェーンステッチ】ですよね!!!!

 

今回は、このチェーンステッチに関してです。

チェーンステッチ(環縫い)の縫製技術的な話は・・・どこかでします(笑)

手っ取り早く、JEANSマニアになれるチェーンステッチの知識をご伝授しますね!!!

赤字だけ覚えてね!!!

 

さぁ、いつものようにサクッと行きましょう。

 


チェーンステッチといえば【ユニオンスペシャル】


 

カッコイイ名前です。ユニオンスペシャル(Union Special)

これ、アメリカ製ミシンブランドの名前です。

今から見たらヴィンテージと価値のつく時代。アメリカのワークウェアの製造の裾上げに使われてたミシンが、このユニオンスペシャルです。

当時のJEANSも、このユニオンスペシャルで縫製されてました。

随分昔の日本のヴィンテージレプリカブームで、当時のJEANSの裾上げを再現する為に、当時のユニオンスペシャルが超高値で取引されていました・・・・レプリカジーンズって、生地・縫製・ミシンまで、当時のアメリカのJEANSを研究し尽くして模倣してるんです!・・・話が脱線しましたね。

これが THE ユニオンスペシャル!!!

品番:43200G

通称:だるま(アメリカでは、ブルドック)

JEANSマニアの中では、この Union Special 43200G で裾上げ(チェーンステッチ)するのが最も価値が高いんです!!!!!

ヴィンテージジーンズが、このミシンで裾上げされてたってのが第一義ですが・・・

実は、研究し尽くして模倣するには理由があるんですよっ!

 

その理由は・・・・・・・「 色落ちの味(あじ) 」です!!!

 

縫製だけの模倣じゃないんです。色落ちまで完全に模倣する為のユニオンスペシャルでの縫製なんです。

 


裾のアタリがユニオンスペシャルの証明


 

「色落ちの味(あじ)」が当時と同じになるように、JEANSマニアから絶大な支持を得ているユニオンスペシャル43200G。

ジーンズ文化の一つである味という概念。これは、個人の感覚です(笑)

その感覚を正当化する為に・・・いや逆も然り・・・全てがヴィンテージと同じという事実が必要なんです。

 

さてさて、言葉では表現できないユニオンスペシャルの味。

写真で比較して見ましょうか!

 

*国内最大手 EDWIN の裾上げチェーンステッチ

(画像転載元:http://edwin-ec.jp/disp/CSfDispIncHtml.jsp?incFnm=faq/product/stitch

未洗い

洗い後

よく見る裾のあたりですよね〜。

ツルンとしたフラットな感じでしょ?

 

*Union Special 43200G の裾上げチェーンステッチ

未洗い

(ほら、EDWINと比べると、未洗いだけでも味が違うでしょ?)

洗い後

わかります????

裾のアタリが、斜めのアタリが出てるでしょ?

そして、凹凸があるでしょ?

これ、裾だけが強制的に捻れてるんです。

ユニオンスペシャルで裾上げをすると、

*裾がネジレる。

*立体感がでる。

これが価値なんです!!!!!

 

そして、これが・・・JEANSマニアを唸らせる「 味 」なんです!!!!!

 

ほんとっ。JEANSマニアって・・・・(汗)

ほぼ世間的には無意味なこだわり・・・・(笑)

 

この「 味 」がなぜできるのか?

 

それは、43200Gの針が斜めから落ちる設計で、且つ送り歯の力が強いからなんです!!

普通に縫っても、ネジレるように様に初めから設計されてるんです(笑)

当時は・・・・悲しい事に・・・不良品としてクレームがよく入ったと・・・(汗)

 

不良品とされてた(当時は未洗いJEANSばっかだったので家庭で洗うまでわからない)ユニオンスペシャルの裾上げが、たまたま現代において「 味 」と言う付加価値になっただけのことなんです(笑)

 

最後に、現代でもユニオンスペシャルは、縫製工場にいっぱいあります。

それらは、ミシンメーカー大手のJUKIが買収した後に発売されたユニオンスペシャルです。

大量生産用のミシンに Union Special とつけてる感じなので、「 味 」は出ません!!!

 

JEANSマニアが言うユニオンスペシャルは・・・43200Gです。

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