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どこまで知ってる?レプリカジーンズ

皆様はレプリカジーンズという言葉を耳にしたことはありますか?

プレミア価格がついた、ある一定の期間にのみ製造された年代物のジーンズの生地や縫製などの仕様を真似て作られているジーンズの事をさします。

ジーンズの歴史に興味を持った事がある方なら一度は通る道ではないでしょうか?

ジーンズに“育てる衣服”というイメージをお持ちの方はレプリカジーンズが大好きな方が多い筈です。真新しい状態から自分が新たな歴史をジーンズというキャンバスに刻み込んでゆく、そこにロマンを感じますよね。

今回はレプリカジーンズの醍醐味とも言える、細部の仕様をご紹介します。

ちょっとだけクイズっぽくしてるので自信のある方は何問正解出来るか是非チャレンジしてみてください。

 

では第1問!

この仕様の通称は?

 

 

 

 

 

正解は“隠しリベット”です。

リベットと呼ばれる金属製の鋲を補強が必要な箇所に打ち込んでいた当時、表にリベットが出てしまう事で家具を傷つけてしまう事を阻止する為に、表側にはリベットが出ていない仕様にしてあります。

かなり認知度は高い仕様ですが、何度見てもこの仕様たまらないですね(笑)。

 

それでは第2問!

この仕様の通称は?

 

 

 

 

 

正解は“赤耳”です。

パンの耳と同じような表現でデニムの生地端の部分をさす言葉です。

旧式の織機で生地を織り上げる際に耳の部分がほつれないように付けられた物だと言われています。

ロールアップして穿く時にロール幅を狭く取って、チラッと覗かせる赤耳にこだわりを持っている方も多い筈。

 

第3問!

この仕様名称は?

 

 

 

 

正解は”ボタンフライ”です。

一般的な前開きがファスナーでの開閉になっているジッパーフライのタイプとは違い、全てをボタンで開閉する仕様の事です。

ジーンズが産声を上げた1870年当時、まだファスナーは存在していませんでした。

この時代のすべてのボトムスはこのボタンフライ仕様でしたが1926年にLEEが世界初のファスナーを使用したジーンズを製造し、それ以降はどのブランドもファスナー仕様のジッパーフライが主流となりました。

 

全3問でした、皆様は何問正解できましたでしょうか?

他にも挙げ出せばキリがないですが細かいディテールは知れば知るほどジーンズ選びが楽しくなる事間違いなしです。

是非この3つのポイントに注目してジーンズを選を楽しんでみてください。

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