JOURNALBMCジャーナル

JOURNAL

ジーンズの理想の色落ち

『理想の色落ち』ジーンズ好きの筆者にとっては永遠のテーマである。ひと言に理想の色落ちと言っても年齢やファッションのテイストによってイメージする理想像は変わってくるだろう。

 

パキッとヒゲやアタリのコントラストがはっきりしているものや、全体的に青くノペッっと落としたブルージーンズ、ペイントやブリーチってのも面白い。ダメージが入っているものや、それをリペアしたもの。それぞれに完成形までの道のりを聞くのも楽しさの一つだったりもする。とは言いながらも最近自分自身がジーンズを育て上げる事はなくなった。

 

というのも、毎日同じジーンズで動き回っていた学生時代は、新しくて硬い状態のジーンズをそのまま洗濯せずに穿き続ける”根性穿き”も苦にならなかったし、何より1日に穿いていられる時間が長かったが、今は百貨店に出入りする事も多く、スーツを着る事も多くなった事、単純にファッションの好みが変わってしまった事もありなかなかこれから穿き込むぞという気になれない。

 

そして週2日の休みに穿く程度になってしまうと筆者は洗濯がフライング気味になりがちだ。どういうことかと言うと、理想に近付けようと考えれば考える程、色々な事を試したくなる。そして、試す事が出来るのは洗濯のタイミングだけである為せっかちな筆者はどんどん洗ってしまう(笑)。

 

とにかく誰よりも穿くをモットーに学生時代には制服に下に穿いたり、寝る時もジーンズを穿いたりもしていたが結局何も調べずに何も考えずに穿いてたジーンズが最高傑作になっていたりする。

理想はこのジーンズだ

 

理想と言っても、これは実際に筆者が育てあげたジーンズだ。約2年間の根性穿きでヒゲやハチノスのコントラストを出してから徐々に選択の頻度を上げ、デニム生地が良かったのか少し緑がかった色落ちが特徴だ。

リペア無し、ダメージもそのままで、この状態になるまでには、5年程かかった。かなり賛否は分かれる形だと思う。リペアをして永く穿いてやれと言われるかもしれないが、これは筆者の好みなので許してほしい。

 

最初の洗濯は、穿き始めて2年程が経った頃。それもほぼ毎日穿いていたので、相当汚かっただろうし臭かっただろうなと思う。このジーンズをデッドストックで買った古着屋の店主に洗ってもらった。

 

1度目の洗濯では、まだ生地のガシッとした感じは残っていた記憶がある。4度目くらいの洗濯で、クタッと馴染んで来る。この辺りで麦茶にジーンズを浸すという、荒技に挑戦したりもした(笑)。

これが割と良い色を出してくれたが…臭いがものすごく残るのであまり人にオススメはできない(笑)その後は臭いを取るために沢山洗濯もしたが、それもこの色落ちを実現する要素の一つだったのだと思う。

 

筆者のオススメは

ジーンズは序盤にある程度清潔さを捨ててとにかく穿き込む。最初の洗いまでにどれだけ穿くか、穿いた状態でどれだけ動くかが重要で、それ以降は正直、洗濯でどうにかなると思っている(笑)。

ヒゲ、ハチノス、アタリをクッキリと浮かび上がらせてから、全体の色を調整していく。ジーンズの寿命が縮むことや、黄ばみが気になる方にはオススメ出来ないものではあるが、是非、皆様も無理のない程度にハードなジーンズライフで唯一無二の色落ちを作り上げてみてはいかがだろうか。

  • SHARE