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「新しい通信の世界」、5G

ネット担当コトです。

最近『5G』って言葉をよく見聞きしますよね。

 

バスケットの八村塁選手が出演されているソフトバンク5GのCMで、「新しい世界は、ここからだ。」というキャッチフレーズが印象的です。

 

「新しい通信の世界」。

 

5Gを利用した未来に向かってどんな風に世の中は変わっていくのか、想像するだけでワクワクしてきますね!

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5Gの「G」は「Generation(ジェネレイション:世代)」の略。

 

ということは、「5G」とは「第5世代」。
「第5世代の通信規格」という意味で使われています。

 

今年の春、総務省は「5G」の周波数を『NTTドコモ』『KDDI』『楽天』『ソフトバンク』の4社に割り当てました。

総務省とキャリア各社は、2020年東京オリンピックの年に向けて5Gサービスをスタートすることを目標としています。
もうすぐそこまで来てますね。

 

まったく新しい規格の移動体通信システムだと言われていますが、この先「5G」を利用してどんな事ができるようになるのでしょうか。

 

・・・と、その前に、

 

携帯電話の発売は、今からわずか30年ぐらい前。
それから約10年ごとに進化を続け、最大通信速度は約30年間で約10,000倍に!

 

通信規格の進化過程を振り返ってみましょう。

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無線通信
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携帯電話が実用化される前は、無線通信といえばアマチュア無線や軍事利用などで使う特殊なものでした。

アメリカ軍が使用した、回線を使用していないトランシーバーが携帯無線電話の前身といわれています。

 

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1G(第1世代)(1979年~)
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電話を持ち歩く時代がやってきました。
アナログ方式の携帯電話の登場です。

NTTの前身である電電公社が、自動車電話サービスをスタートしました。
そしてショルダーフォンと呼ばれた、ショルダーバッグみたいに肩にかける、バッグのように大きく、鉛のように重く、音質も悪い携帯電話が登場しました。
でも費用がべらぼうに高く、使っている人は限られていました。

今、目にする機会は平野ノラのコントぐらいですよね。

 

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2G(第2世代)(1993年~)
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電子メールやインターネット接続が使いやすくなりました。
デジタル方式無線の携帯電話が登場です。

 

1999年にドコモからiモードが始まり、これまでパソコンでしかできなかったネットバンキングや、毎日の天気やニュース・占いなどの情報サービス、着メロ、ホームページ閲覧、キーワード検索、チケット予約といった様々なサービスを利用することができるようになり、利便性が高まりました。

 

PHSサービスが始まったのもこの頃。
利用できるエリアは限られていましたが、携帯電話よりもコストが安かったので広く普及していました。

筆者が初めて目にした携帯は、このあたりだったかと記憶しています。
家にJ-フォンのカメラ付き携帯と初代のiMac(ライムグリーン)がありました。

ちなみにcdmaOneは第2.5世代(2.5G)なんだそうです。
シーディーエムエーワン、懐かしい響きw

 

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3G(第3世代)(2001年~)
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音楽・ゲーム・映像配信が広がりました。
21世紀に入り普及した高速なデータ通信が可能になり、初の世界標準により国際ローミングを実現しました。

国際規格に準拠した通信システム(IMT-2000)で、世界共通の通話周波数を採用。
1Gも2Gも地域ごとに別々の技術でサービスが始まったため、当時の携帯電話は地域限定の携帯電話でした。

 

高速データ通信により、音楽や映像配信だけでなく、漫画の世界に描かれていたようなテレビ電話も実現されました。

 

通話可能エリアも広がって国内をほぼカバーするようになり、本体や通信料金の値下げや様々なサービスの登場により、携帯電話は1人に1台となるほど急速に普及しました。

Wi-Fi接続可能なスポットが増え、出先でネット接続ということもできるように。

 

この頃の日本の携帯電話は、ワンセグやおサイフ携帯、着うた・着メロなど世界に類を見ない独自の機能が多数搭載され進化をとげていました。
ガラパゴス携帯、いわゆるガラケーです。

 

業界ではNTTドコモがFOMAを開始。
ドコモのmova(ムーバ)は2G、FOMA(フォーマ)は3Gなんだそうです。

 

そして、2008年にはiPhoneが、2009年にはAndroidスマートフォンが発売されたことを皮切りに、携帯電話に代わってスマートフォンの普及が徐々に進んでいきました。

筆者も初めて入手したスマホはこの頃、iPhone 3Gでした。
丸っこくて可愛かったなぁ。

wifiと4G環境が普通の今、通信環境が悪い所で3Gになると「遅っ!」ってイラっときますよね。

 

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4G(第4世代)(2015年~)
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動画の時代がやってきました。
高速無線LANです。

 

主にスマートフォンやタブレット端末、モバイルルータなどで利用され、高速なデータ伝送は第2世代の約1万倍、第3世代の約50倍と言われ、場所を問わず移動中でもも高画質の動画像を送受信することが可能になりました。

 

BMCのオンラインショッピングでも、今やスマホ&タブレットからのご利用が約69%、PCからのご利用が約31%と、かなり前から逆転現象が起こっています。

 

大きな画像の送受信だけでなく、インターネットで動画を見たり、ゲームアプリなどをしたりするには、より速い通信速度が求められます。

 

HuluやNetflix、Amazonプライムビデオなどのエンタメ系(ドラマ・映画・アニメ・音楽etc)のサブスクリプションサービス(定額制)や、YoutubeやTikTokの利用にも恩恵を受けてますよね。

 

AR機能の進化も見逃せません。
(「Augmented Reality/拡張現実」・・実風景にバーチャルの視覚情報を重ね、目の前に見えるものを「仮想的に拡張」して表示する世界)

ポケモンGOが出た時には驚きました。
ドラクエ好きとしては、ドラクエウォークのAR撮影もたまりません。

以前聞いた将来のAR搭載のメガネの話でめっちゃいいなと思ったのが、過去に面識のある人はマーキングされていて名前が表示される機能。

ってことは、「はじめまして」と挨拶したら「以前お会いしてますよ」と言われて気まずい空気になる心配も、(あれ、お名前なんだっけ…)と焦ることもなくなりそうです。
いや待てよ、ナビですっかり道を覚えなくなったのと一緒で、人の名前を覚えなくなってしまいそう。うーん悩ましい。

 

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5G(第5世代)(2020年~)
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IoT(Internet oThings/モノをインターネットにつなぐ仕組み)の時代。
4Gが主にスマートフォンのための技術だとすれば、5Gは様々な「モノ」がインターネット(ネットワーク)にどんどん接続されてきます。

 

5Gはこれまでと違って、低い周波数(VHF帯)高い周波数(ミリ波帯)、2種類の周波数の電波を使い分けています。
『超高速・大容量通信』、『超低遅延』、『多数同時接続』といった新たなネットワーク要件を備えています。

 

■『超高速・大容量通信』
現在の4Gより、通信速度が理論値で100倍も速くなると言われている「5G」。
今とは比較にならないような高速大容量通信が可能となります。

大容量高速通信を生かして、遠隔操作に必要な映像や動画をより多く高画質に伝送できるようになります。

より細かく描写された4Kや8Kの高画質動画が見られるようになり、2時間の映画を数秒でダウンロードできるという速さになると言われています。

 

短時間で大量のデータ通信を要する高解像度VR映像をタイムラグなく配信することができ、スポーツ観戦など映像だけでなくその場の雰囲気や臨場感そのままの体験することも可能になります。
VR(「Virtual Reality/仮想現実」・・目の前にある現実とは違う「仮想の世界を現実」を体験できる世界。)

 

ソフトバンクは既に「5G」を活用した迫力満点のスポーツ観戦や音楽フェス「フジロック」のVRプレサービスが話題となり、実用化に向けて進んでいます。

 

■『超低遅延』
データ通信における応答速度を「遅延(レイテンシ)」といい、遅延は少なければ少ないほど、データのやりとりが快適になります。

これまでの4Gの通信遅延では自動運転や遠隔治療といった最先端技術を開発するにあたって課題がありました。

例えば、自動運転での通信遅延はブレーキやハンドル操作の遅れに繋がって事故になったり、医療の現場では命取りにもなりかねません。

5Gの通信遅延は4Gの10分の1以下になるとされていて、今まで難しかった技術が実現すると期待されています。

自動運転では、全ての車がインターネットで繋がり、位置情報や渋滞情報を共有すれば、事故が起きなくなります。

経験豊富な医師がその場にいなくても、リアルタイムで正確に情報共有ができ、遠隔治療だけでなく、質の高い治療が期待できそうです。

建築現場などでも、遠隔ロボットや建築機械を遠隔操作することによって、人手不足が解消されるかもしれません。

 

■『多接続』
4Gの回線は、混雑する場所では通信性能が低下するのが問題でした。

多接続とは、1つの基地局に対してより多くのネットワークが接続可能になるということです。5Gが導入されると、1つの基地局に接続できるネットワーク数はこれまでの100倍程度になるとされており、イベント会場やスポーツ施設などの人が密集する場所でも快適な通信が実現しそうです。

5Gサービスの世界では、IoTも進化することになります。
身近なものと言えば、IoT家電。例えば

・Amazonの音声認識デバイス「Amazon Echo」
・外出先からスマホでペットを見守る「ペットカメラ」
・自宅のドアの鍵を「スマートロック化」することができる「Qrio Lock」など。

 

多様化するIoT、自分に必要なものを選択していく目を養うことが重要になりそうです。

 

東京オリンピックまであと305日。
今後もどんな便利な製品が開発されるか楽しみです!

 

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